中央図書館分室
北区立中央図書館分室 訪問記
北区立中央図書館分室は、王子駅の北にある王子区民センター内の図書館。「分室」の名の通り、小さな図書室という規模の施設で、生活関連や読み物の本を重点的に揃えています。
北区立中央分室は、王子駅の北の辺り、王子駅から徒歩12分ほどの図書館です。北区立中央図書館も王子駅から歩いて行ける距離ですが、王子駅の北西側になるんですね。北区立中央図書館は2008年6月28日に現在の場所に移転したのですが、それまでは王子駅の真北辺りにあり、そちらの方に住んでいた人には図書館が遠くなってしまった。それに配慮してということなのか、2009年4月4日、王子区民センター2階に北区中央図書館分室がオープンしました。
この王子区民センターは、細かい建物が並ぶ中にあり、ちょっと場所がわかりずらいです。王子駅から行くときは、北本通りを埼玉方面へ北上し(右側の歩道を歩いてください)、王子駅北口バス停から500mほど行ったところで右折します。目立つ目印がないのですが、生活雑貨を売っている「INTERIOR PLAZA MURATA」の手前の路地を入る形になります。路地を入ったすぐの突き当たりで、中央環状線の高架のはじまりがあるので、その高架をくぐります。くぐった先で「COFFEE LUNCH SUNTOS」の左の道に入り、王子ペットクリニックの先で右折すると、道の右側に王子区民センターが現れます。
王子区民センターの2階に上がると、フロア全てが中央図書館分室です。ゲートをくぐって分室の中に入ると、右にカウンターがあり、カウンターの前にCDと児童コーナー。左の部屋に入ると、手前に新聞・雑誌、その奥に一般書架があります。児童書のうち、知識の本はカウンター前ではなく、この左の部屋に置いてあります。この部屋を入って更に左にある通路っぽいエリアには、対面朗読室や閲覧机6つが設置されています。
「分室」の名の通り、規模の小さい施設ですが、その分メリハリを利かせた書架になっています。小説や家事関連本、児童向けの絵本や書籍が多く、総記(図書分類000番台)や宗教(100番台)の書籍は少ないです。社会科学の本や医学の本なんかも、専門的なものというよりは一般向けにやさしく書かれた書籍が多いので、入門的な知識が欲しいけど、中央図書館のようにたくさん本がありすぎると、どれを読んだらいいかわからない!なんてときには、むしろこうした書架の方が便利かも。
小説は、著者名の五十音順で並んでいますが、複数の作家による小説本は、五十音順の並びの最後に「複数作家本」としてまとめられています。これらの本は、分類記号にはタイトルの頭文字がついていますが、置き場所が頭文字とは別になるので、ご注意ください。
児童コーナーは、面積こそ狭いものの、全面積の中の児童コーナーの割合でいうと、かなり広いです。絵本は絵者の五十音順で並んでいます。貸出もできる布絵本もありますよ。
児童コーナーには職員さん手作りの切り紙が飾ってあったりして、全体的に可愛らしい雰囲気なんです。児童コーナーに飾られているモビールや折り紙のそばには、それぞれの作り方が書いてある本のタイトルと予約コードが添えてあるので、それを参考に自分で作ってみることもできますよ。
また、児童コーナーの棚上にペーパークラフトの新幹線が飾ってあり、その近くの机に線路の絵が描いてあるんです。子どもが机の線路にペーパークラフトの新幹線を走らせて遊ぶことがあると、職員さんもおっしゃっていました。棚上を飾る折り紙も一つ一つ可愛らしいし、児童コーナーと一般書架の境目の壁に沿った棚には、職員さん手作りの指人形もあるんです。中央図書館分室にいらした際は、絵本だけでなく、これらもぜひ手にとってみてください!
児童コーナーにも読み聞かせコーナーはなく、大人の席も机・椅子・ソファ合わせて11席と少ないので、長時間の閲覧には向いてないかもしれません。ただの小さい図書館というより、生活関連や読み物の本を厚くした図書館といえるので、中央図書館と上手く使い分けてくださいね。
