杉並区立高井戸地域区民センター図書室 訪問記
last visit:2008/6/3
高井戸地域区民センターは井の頭線高井戸駅の近くにあります。改札を出て右にある陸橋を渡って、高い煙突を目指すと、その手前の建物が高井戸地域区民センターです。高い煙突の建物自体は杉並清掃工場で、この工場の廃熱を高井戸地域区民センター内にある温水プールに利用しているようです。公共プールと併設の図書館といえば、中央区の日本橋図書館もそう。温水プールのある施設ってロビーなどにも独特の熱気がありますよね。この空気に触れると、プールに入りたくなります。高井戸地域区民センターは、プールが1階、図書室は2階なのですが、2階からプールの様子が見下ろせるようになっています。
あ、それと、高井戸地域区民センター前の広場には、杉並区の地図と「知る区ロード」のルートが刻まれています。「知る区ロード」というのは杉並区が地元を知る道として作ったルートなんですよね。私はこの名前は知っていたものの具体的なルートは知らなかったので、この地図をまじまじと見てしまいました。
図書室は高井戸地域区民センターの2階の奥の一画ですね。高井戸地域区民センター図書「室」という名前からも察っせられる通り小さな図書室です。厳密に言うと、区立図書館とは違う施設ということのようですが、図書館カードは同じですし、区立図書館の本の取り寄せもできます。管轄が区立図書館ではなくて、地域センター側にあるってことなのかな。
入口すぐ左にカウンターがあり、その先を行くと左に雑誌コーナー、右と奥に書架が広がっています。新聞は置いていないようですね。CDなどのAV資料もなし。ただ、区立図書館所蔵のCD・カセットを取り寄せることはできます。
また、カウンターの手前反対側の壁の足元にはリサイクル本コーナーがあり、図書館の除籍蔵書と利用者が持ち寄った古本を自由にもらうことができます。その上の壁は掲示板になっているのですが、その掲示板には杉並区立の他の図書館の図書館だよりがぶら下がっていて、あれこれ見ることができます。新刊紹介、特集コーナー、映画上映のお知らせなど、区内の他の図書館のことがわかるので、これを見て他の図書館に足を伸ばすこともできますね。
書架は半分くらいが児童書ですね。雑誌もお母さん向けの雑誌の割合が半分程度を占めています。漫画も、冊数がとても多いというほどではないのですが、図書室全体の図書数が少ないことを考えると多いですね。手塚治虫の単行本漫画から、「ちびまる子ちゃん」などのコミックスまであります。外国語の一般図書はないけど、外国語の絵本は児童コーナーに置いてありますね。
図書室の中に鉢植えがちょこちょこ飾られていたり、児童書の棚の上にあるブックスタンドにイラストや写真の切抜きが貼ってあったりして、細かいところが微笑ましい。児童書の棚の中央には小さな畳のコーナーもありますよ。児童書の割合が高い図書室らしく、全体の雰囲気が児童コーナーっぽいというか、可愛らしい空気なんです。
一般書の棚は、図書館よりも蔵書数は少ないものの、大型美術書や参考図書もあります。一般書の本棚は、奥に空のティッシュペーパー箱を置いて、本が手前に来るようにしてあります。これは本を取り出しやすくするためのものなのかな。
また、雑誌コーナーの右には掲示板があり、図書館からのお知らせのほかに亡くなったばかりの作家の訃報記事などの新聞記事も掲示してあります。こういう記事をきっかけにその作家の本を読んでみようという気になるかも。多くの人は自宅で購読している新聞以外はあまり見ないと思うので、本に関する新聞記事が掲示してあるのっていいですよね。
こじんまりしていますが、雰囲気のいい図書室です。利用者も区民センターの他の施設を利用しに来たついでに寄ったという感じで、剣道着を来た子供が来たり、その親御さんが来たり。駅にも近いので便利ですよ。

高井戸地域区民センター図書室

