杉並区立方南図書館 訪問記
last visit:2008/5/19
方南図書館は杉並区立図書館の中で一番東に位置する図書館。地下鉄の方南町駅から神田川を越えた南に建っています。初めて行く方は、環七まで出て、環七を南(笹塚方面)に進み、ダンロップの先で左折して、そのまままっすぐ行って方南図書館の門を見つけるのがわかりやすいと思います。
私は毎月行っているうちに近道を知り、方南中央通りというを抜けて、神田川を渡ったところで左折。方南小学校を通り過ぎて、隣のテニスコートか何かっぽいところの先にある本当に細い路地を右折。その後も少しジグザグ進むと方南図書館にたどりつきます。
建物は1階建て。考えてみたらこれだけ新しい(2005年11月3日開館)施設で、地下もなく本当の1階建ての公共施設ってなかなかないと思います。個人的に、もう東京にこれ以上高層の建物っていらないのではないかと思うので、こういう施設が増えたらいいなあ。バリアフリーの点から言ってもいいですし。
図書館の入口を入ると、左にカウンター。カウンターの前に旅行ガイドや雑誌の一部。その奥は、左は児童コーナー、右は一般書架と分かれています。カウンターを左に見たときの右側には多目的室があり、児童のおはなし会などもここでやると思うのですが、前に絵本の展示をやったりもしていました。
児童コーナーと一般書架の入り口付近には、館内で図書を持ち運ぶのに使うカゴ(スーパーの買い物カゴのようなもの)が置いてあります。最近、こういうカゴを置く図書館って多いですね。書架の奥の方にも置いてありますよ。
また、カウンター前の雑誌棚上には、かなり細かい館内配架図が置いてあり、自由にもらえます。そんな配架図が作れるくらい書架が固まってきたという表れかもしれません。開館してしばらくは書棚にも空きスペースが多かったのですが。本が増えるのは嬉しいけど、反面悲しいこともあって、昔は家事関連本の棚に表紙を見える向きで本をたくさん並べていて、それがすごく可愛かったんですよ。でも、今は本が増えてしまって、表紙を見せる向きで本を置くことができないくらいです。
雑誌は入口入った正面のカウンター前と、そのちょっと奥を右に曲がったところの2箇所に分けて置いてあるのですが、雑誌名を書いた紙がジャンル別に色分けしてあって、お目当ての雑誌が見つけやすいです。
書架全体はゆったりしていて、棚と棚の間隔も広いです。ベビーカーを使っている方もスムーズに通り抜けていましたね。ベビーカーって、ただ通るだけじゃなくて、止まっているときも赤ちゃんをあやすために前後に揺らしたりするものですが、そんな動作も余裕でできるくらいゆったりしています。
児童コーナーも絵本の表紙をたくさん見せていて、色鮮やか。児童コーナーの棚の上部は耐震対策用の金属柱で支えられているのですが、その黒い柱をベージュの模造紙でくるんで葉や鳥の形に切った紙を貼り、全体で森のような飾りつけにしているんです。児童コーナーに行ったら、ぜひこの飾り付けを見てくださいね!
外国語で書かれた絵本も児童コーナーにあって、冊数は200冊ほど。中にはCD付きの絵本もあるので、英語の発音が苦手な親御さんでも安心です。児童コーナーの奥の一般書架に近い辺りは中高生コーナーになっていて、朝日中学生ウィークリーに連載されている本の紹介コーナー「ブックパラダイス」のスクラップも置いてあります。何か面白い本がないかと探している中学生は、この職員さんが作ってくれているスクラップを参考にしてみてくださいね。
また、お母さんが読むような家事関連本が非常に充実しています。児童コーナーと一般書架の間は透明な仕切りで区切られており、その仕切りに沿った低い棚に家事関連本が置いてあるので、この棚の本ならお子さん連れで利用する方も、児童コーナーにいるお子さんの様子を見ながら利用することができますね。
方南図書館の最大の特色、そして、私がなぜ江東区からはるばるこの方南図書館に毎月行っているかの理由が書架奥の特集コーナー。多くの図書館では、特集コーナーを皆の目に止まりやすいように入り口近くに作ってありますが、方南図書館では書架の一番奥にあります。これがすごく大きい。一般書架と同じ高さの棚の上から下までを2列分を使っています。今なら23区立図書館を全て回ったので断言できますが、23区立図書館で一番大きい特集コーナーです!
あまりの大きさに当初は職員さんも戸惑ったそうですが、たくさんの本を表紙を見せる向きでにぎやかに展示しているし、冊数がとにかく多いので、見ていて楽しいですよ。たまに、あれ?って思うときもありますけど(笑)。職員さんが1人ずつ順に担当しているそうなのですが、これからも楽しみにしています!
そんな大きい特集コーナーがあるにも関わらず、更に一般書架入口にも小さい特集コーナーがあります。こちらは「方南図書探偵団!」というコーナーで、大きい特集よりもう少し気軽に読める本を中心に。
方南図書館では「方南Bookステーション」という館独自の図書館だよりを発行していて、これが2つの特集コーナーと連動しているんですね。また、「方南Bookステーション」の方にしかない「親子で読みたい児童図書」や「気になる!マガジン」というコーナーもあります。「方南Bookステーション」を読まずしては、方南図書館を利用しつくしていないといっても過言ではありません(笑)。方南図書館を訪問した際には、ぜひこの小冊子ももらってくださいね!

方南図書館

