新宿区立大久保図書館 訪問記
last visit:2007/9/17
大久保図書館は大久保通りと明治通りの交差点より少し西にいったところ、駅で言うと新大久保の東、または都営大江戸線東新宿駅から北に行ったあたりにあります。この辺は韓国料理店が多いですね。食べ物屋さん以外にもハングルの看板があちこちに出ています。大久保通りに社会保険事務所の大きい建物がありまして、大久保通りから見たらこの建物は新宿社会保険事務所だけにしか見えないのですが、この建物の奥の方が新宿区の施設になっているんです。大久保通りに面していている側から向かって左に回っていくと、新宿区施設に入れる入口がありまして、その2階が大久保図書館。ちなみに他の階は、1階に区の出張所、4階に大久保地域センターが入っています。
図書館に入ると、右に新聞・雑誌コーナー、左の丸い柱の周りにはぐるりとCDの棚があります。CDの棚のさらに左がカウンター。それらの正面に書架が並んでいて、書架の左奥の方が児童コーナーになっています。
地域資料の棚には、新宿区に関する本、特に新宿に関する本もあれこれあります。この棚を見ていると、「新宿区」でなく「新宿」に限っても様々な場所があるなあと思いますね。新宿の何丁目かで雰囲気が全然違うもん。それに同じ場所でも昼と夜とでは違うかもしれない。本だと今の姿だけでなく、昔の様子を描いた文章や写真もあるから、ますます興味深いですね。
図書館内を回っていると、「床には座らないでください」という貼り紙があちこちに貼ってあります。確かに閲覧席も多い方ではないし、座る人が増えちゃった時期があったのかな。私が行ったときは祝日だったのですが、床に座っている人もいないし、椅子も結構空いていましたよ。
外国語図書は、やはり場所柄、英語だけでなく、ハングルや中国語の本も並んでいます。でも、予想よりハングルの本は少なかったですね。外国語図書の半分くらいは英語だったかな。ハングルの本だったら、日暮里図書館の方が断然多いですね。
一方、児童コーナーにある外国語絵本は、ハングル語の方が多かったです。児童コーナーには外国語の絵本だけでなく、児童向けの外国語図書もあり、ロード・オブ・ザ・リングのペーパーバックなどはこちらに置いてありました。外国語図書を利用する方は、一般書架の外国語図書コーナーだけでなく、児童コーナーの方も要チェックですね。
漫画も一般書架と児童コーナーの両方にあって、一般書架の方は文庫の漫画が中心、児童コーナーの方はコーナー入口を入ってすぐ右にコミックス中心に置いてありました。
児童コーナーは、入口にちょっとしたゲートのようなデコレーションがあって、そこをくぐって入っていきます。入口すぐ右には、幼児用トイレやベビーシート・ベビーチェアの案内があって、図書館のある2階にはないけど、1階と4階のお手洗いだとそういう設備もついているとのこと。お子さん連れの方は、ちょっと面倒ですがお手洗いは他の階に行った方がよさそうですよ。
あと、児童コーナーの布絵本が洗濯用ネットに入れて整理されていたのが面白かったですね。布絵本って取り外せるパーツがあったりするので、袋に入れて整理していることが多いのですが、大久保図書館での入れ物は傷みやすい洗濯物を入れるあの洗濯用ネット。これだとそのまま洗濯もできて便利だったりするのかな。
そうそう、面白いなと思ったのが、カウンターのそばにクリアファイルがありまして、美術館や博物館、講演会などのチラシが入っていて、自由にもらっていけるんですよ。そういったチラシは図書館入口付近のラックにもあるんですけど、それに収まらないくらいたくさんの種類のチラシがこのクリアファイルに入っているんですね。私も一枚いただいてきてしまいました。
棚を見ていると、本も比較的きれいなものが多いし、割と年季の入った施設であることが多い新宿区図書館にしては棚や壁もきれい。これはと思って行政資料で確認したところ、やはりこの大久保図書館は新宿区立図書館の中で一番新しい図書館でした。といっても1994年開館なので、もう10年以上経っていますが。
社会保険事務所の裏にあるという目立たなさが、穴場になっていているのかもしれません。机席が少ないので、調べものには不向きかもしれませんが、きれいで居心地はいいですよ。

大久保図書館

