新宿区立北新宿図書館 訪問記
last visit:2006/8/13
東中野駅、大久保駅、中野坂上駅のどこからも行けるけどどこからも少し歩く必要があるという、便利なような不便なような位置にある北新宿図書館は、北新宿公園の隣にあたります。児童館・社会教育会館との併設施設があり、その3階に北新宿図書館があります。入ってすぐ、見方によっては図書館エリアの外側とも言えるようなスペースが新聞・雑誌コーナー。椅子が多くてゆったり読めますが、同じ3階にある社会教育会館での教室の待合場所っぽい雰囲気もあり、私が行ったときには「お月謝の件はどうなったのかしら」なんて話している方がいたり(笑)。
そこからガラス扉の中を入ると、右にカウンター、左に児童コーナー。その奥が、右に閲覧席、左に書架がある形になっています。建物の一画なので、図書館全体もそんなに広くはないですね。
児童コーナーは全体の面積から考えると割と広く、靴を脱いであがるスペースやおはなしの部屋もちゃんとあります。靴脱ぎスペースには児童書著者の本田カヨ子さんや絵本作家なのかな、いとうてつやさんという人の色紙が置いてあります。洋書の絵本も、このスペースの一番カウンター寄りのところにありまして、ほとんどが英語ですがハングルの本も少々ありました。
閲覧席は窓際にあたるのですが、この窓は北新宿公園の方向にあって、夏に行ったときには蝉の声が聞こえてきました。窓の外には緑が広がっているので眺めはいいですよ。ブラインドがあるのでちょっと気づきにくいけど、窓には魚の絵が描いてあったりします。
書架の方を見てみると、新宿区の図書館はそういう傾向があるのですが、北新宿図書館も書架の分類の境目に見出し等が全くありません。野球の本を見ていたら、いつのまにかサッカーの棚を見ていた、なんてのはまだ気づきやすいのですが、様々な本が一緒に分類されているところ(例えばモータースポーツは格闘技や競馬なんかと一緒の分類番号なんです)だと、棚の中のどこからどこまでなのかがとてもわかりにくい。
見出しなんて用途さえ満たせばそこら辺の厚紙に手書きとかで全然構わないと思うのですが、そんなものでもあるといいのにな。
また、北新宿図書館には洋書があり、英・中・ハングルと揃っているのですが、中国語の図書は「繁体字」「簡体字」で分類されていました。中国語の図書をさらにこうして分類してある図書館は初めて見たように思います。
あと、漫画も中高生コーナーに文庫漫画がずらりとならんでいます。
全体の印象として、こちらの書架、小さいながらも結構充実しているのですよ。特に地域資料の棚なんて、東京の散歩案内から偉(奇)人伝、街の話まで読みたくなるような本がたくさん。ここ以外の棚も眺めていると読みたくなる本がどんどん目に飛び込んできます。ちょっと手にとって読んでみたいのに、新聞・雑誌コーナー以外には机席しかなくて、それが満席なものだからちょっと困っちゃったくらい。
小さくて席が少ない図書館だと館内でじっくり読むことはなかなかできなかったりしますが、いい本を見つけて借りてゆっくり読みたいですね。

北新宿図書館

