渋谷区立本町図書館 訪問記
last visit:2005/10/20
初台駅から少し歩いたところにあります。住宅地に囲まれた中の図書館ですが、図書館から初台駅へ帰る際は、オペラシティとパークハイアットに向かって進んでいくかたちになり、いかにも都心のすぐそばっていう風景。
そうかと思うと、帰り道初台駅に近づくにつれ、「何かこんにゃくの匂いがするなぁ」と思ったら、手作りのこんにゃく屋さんがあったりして。オペラシティがド〜ンと建てられているものの、周りは意外に地味という、不思議なところですね。
本町図書館は3階建て。1階が児童コーナー、AV視聴ブース、雑誌の一部と新聞、文学に漫画、家事関連本。2階が文学以外の一般書架。3階が雑誌コーナーと閲覧席。
ここはAV資料としてLDとDVDがありますが、館内視聴のみで貸出はしていないそうです。視聴機は7台ありますが、利用者が多いですね。というか、図書館の入り口部分に「9時からAVブースを利用する方は、走らずに順序よくお並びください」という注意書きがあります。ってことは、走る人がいたってことですよね(笑)。なかなか競争率激しそうですので、利用するときにはちょっと待たされるかもしれないつもりでいた方がいいかもしれません。
また、渋谷区立図書館ホームページにはビデオが所蔵されていると書いてありましたが、映像資料の目録を見てもDVDとLDばかりでした。ビデオの扱いをやめちゃったのかな?でも、2004年3月末時点でLD・DVDの所蔵数が2,676点もあるんだから充分ですよね。
雑誌は1階と3階に分かれておいてあるのですが、大部分が3階で、1階にあるのは少しだけです。1階には雑誌用の椅子がないのでちょっと不便ですが、スペースの問題や切り抜き等の監視など、あえて1階に置く理由があるのでしょう。
料理や裁縫の本は、ラベルによる色分けがされていますが、内容によって分類されているかと思いきやタイトルの頭文字による分類です(ア行→赤、カ行→黄、サ行→白 等)。検索機で見つかった請求番号で本を探すときには、確かに見つけやすいかもしれませんが、棚を眺めて何かいい本ないかなぁ、なんてときにはちょっと。。。
例えば、パスタでも作ってみようかってときに、料理の棚の中にパスタの本がひとまとまりになっているとそこだけ見ればいいわけですが、「手作りパスタ」という本がタ行のところにあって、「パスタを作ろう」という本がハ行にある、なんて並びだとやっぱり見にくいわけです。
2階の地域資料の棚には、渋谷区松涛美術館の特別展の目録がずらっと並んでいました。でも、ちょっと前のものが中心みたい。私が何冊か見たかぎり、2000年以降のものはなかったです。
ほかに思ったのは、野球とサッカーに関する本が、プロ野球・プロサッカーに関する読み物ばかりで、野球・サッカーの実用書がほとんどなかったですね。他のスポーツは実用的な本も揃っていたのですが。もしかして利用者のニーズがそういう方向にあるのかな?
そうそう、2階と3階にはコインロッカーもあります。100円必要だけど、使用後には返却されます。
3階の雑誌コーナーは結構広いですね。「椅子を勝手に動かさないでください」という注意書きなどもありました。本町図書館には、AVブースに走ったり、椅子を動かしたりと、アクティブに活動しちゃう利用者が多いようです(笑)。
雑誌コーナーの入り口には、「ひととき」という渋谷区図書館だよりも置いてあります。図書館の話だけじゃなくて、渋谷区歩記なんてものもあり、2005年10月号では白根記念渋谷区郷土博物館・文学館の紹介がありました。
渋谷って、渋谷駅近辺なんかはガキがうじゃうじゃいるって感じの街だけど、もう少し駅から離れると、この文学館のあたりや松涛美術館のあたりも落ち着いた雰囲気で、この差が面白いですよね。
本町図書館がある初台も、住宅街とオペラシティがすぐ隣にあるし、渋谷区って異質な空間が隣り合わせになっていることが多いのかな。渋谷区に来ることが多い方も、図書館であらためて地図を見てみたら、「いつも行くところの近くにこんなものもあったんだ」なんて発見があるかもしれませんよ。

本町図書館

