世田谷区立奥沢図書館 訪問記
last visit:2006/2/9
東急目黒線奥沢駅から歩いてすぐです。しかし初めて行く人には非常にわかりづらいですね。図書館っぽい建物などを探していては見つからないところです。奥沢駅の武蔵小杉方面ホームから改札を出たところに小さな案内もあるのですが、その改札を出て左に見える、軽食の売店がある建物の3階が奥沢図書館なんですね。この建物の1階が、小さいお店の集まったファミリーショップ商店会というショッピングモールなのですが、何と言うか駅前という立地にふさわしくない地味〜なところで(笑)。
その建物の2階が区民センター、3階が奥沢図書館となっているのですが、奥沢図書館がこの辺にあるはずだ、ということを知らない人には気付いてもらえないかも。
そんな感じなので、小さい図書館かなぁと思いながら3階にあがってみると、思ったほど小さくはなかったですね。入り口が2つありまして、その間にちょうどカウンターがあります。カウンターの前に書架、左に児童室、右にCDとパソコン利用席があり、その更に右に新聞・雑誌コーナーと閲覧席があります。
CDは変わった棚に入っているなぁと思ったら、レコードラックを利用していました。レコードは昔あったようですが、今はありません。LPレコードサイズの棚(当然高さも奥行きもLPレコードサイズ)に台を置いて、その上と手前にCDを置いての利用です。
そのCDコーナーにある机席がパソコン利用可能席となっていますね。電源はありません。私が行ったときは、パソコン利用している方はいなくて、雑誌コーナーや書架内の席にあぶれた方が利用していました。
書架は小説や家事関連本は充実していましたが、社会科学などは弱い感じですね。何だかやたらとシリーズ本ばかりが並んでいる印象なんです。
例えば、現代史の棚だと、「戦後50年 その時日本は」「プロジェクトX」「平和の礎」といったシリーズものが棚の半分弱を埋め、単行本は棚の半分強くらいなんですね。もちろん、シリーズものの本も面白いものはいろいろありますが、そう大規模でもない図書館でずらっと並べられちゃうと、その他の本のスペースが少なくなっちゃう。ちょっと私には魅力ない棚になってしまっていました。。
逆に、小説の棚は利用している人も多くて、お断りしながら通らないといけないくらいでしたよ。
リサイクル本コーナーもありまして、利用者の寄贈した古本と図書館で除籍した図書が置いてあり、自由にもらっていけます。この棚もレコードラックを利用していますね。このレコードラック、縦の仕切りの数が多いので、高さがまちまちな本を並べるときや、少ない本を倒さずに並べたいときに重宝しそう。といっても、ここのリサイクル本コーナーは、かなりの数の図書がありましたよ。
また、文庫本の棚では、空のCDケースを著者見出しに使っていました。文庫本の棚は、奥に板などを渡して奥行きを文庫サイズに調節しているので、そこにCDケースを入れるとちょっとはみ出て、見出しとしてちょうどいい感じになっているというわけです。
図書館のみならず、この建物自体古い感じなのですが、工夫を凝らしていろんなものを再利用しているところがいいです。過剰消費の現代、見習うべき点がありますね。

奥沢図書館

