世田谷区立池尻まちかど図書室 訪問記
last visit:2006/2/12
池尻大橋駅から三軒茶屋方面に進み、池尻交差点で右に曲がってしばらく行ったところにあります。国道246のこの辺りは高速が空をさえぎっており、歩いていて閉塞感を感じてしまうのであまり好きではないのですが、ちょっと246から外れると古い建物や個人がやっているお店がところどころにあって、なかなかいい表情していますよね。私が行ったのが日曜だったからかもしれないのですが、国道から離れると往来も減り、鳥のさえずりが聞こえたりして、のんびり歩くのにいい感じでした。
池尻まちかど図書室よりもうちょっと246から離れると、目黒川緑道、北沢川緑道、烏山川緑道といった散歩道があるんです。私はちょっと疲れているときに行ったこともあって、のんびり歩けて癒されました。
池尻まちかど図書室も通りからちょっと奥に入った公園のそばにあるんです。区の出張所などがいろいろ入っている建物の2階ですね。
図書室の入り口は、木枠にガラスがはめられた扉が開いた状態になっていて、入りやすいいい印象です。
入り口を入ると右にカウンター、入り口正面から左辺りが書架エリア。カウンターの奥に新聞・雑誌コーナーと席があります。図書「室」ですので規模は大きくありませんが、内装もきれい。
雑誌は女性誌が中心ですね。私は日曜に行ったのですが、利用している人もお子さん連れのお母さん、といった方が多かったです。児童書もいろいろありますしね。紙芝居ももちろん、紙芝居を入れる木の箱もありました。
棚は、やはり「まちかど図書室」なので、調べものをするようなものではなく、読みものが中心。これで、区立図書館ネットワークからは外れているので、掘り出し物があるのですよ。
というのも、世田谷区のまちかど図書室というのは、図書室ごとに登録して、アナログ管理する図書室なんですね。1人3枚発行される貸出券と引き換えに図書を借りて、返しに行くと貸出券を返してもらえるという、昔ながらのシステムです。また、開館日や開館時間も区立図書館のような利便性はありません。
当然、利用者も限られてくるわけですね。よって、区立図書館だと予約待ちが何人もいるような本が平気で棚に並んでいたりします。
私が行ったときに見つけたのは、高村薫の「新リア王」。訪問時の世田谷区立図書館での予約数は239件あり、世田谷区立図書館全体でこの本を15冊持っていますが、それでも順番が回ってくるまでかなり時間がかかるでしょう。それが、まちかど図書室では誰にも借りられずに棚に置いてあるわけです。
これっていいでしょ。お近くにこういった図書室がある方は要チェックですよ、本当に。私は他に借りていて読まないといけない本があるので借りませんでしたが、なかったから確実に借りていました。いや、借りている本を全部読み終わったら、行って借りてきます!
区立図書館しか利用していない人は、こういう図書室も上手に利用すべし!ですよ。

池尻まちかど図書室

