大田区立久が原図書館 訪問記
last visit:2006/5/23
久が原駅から歩いて15分の入り組んだ住宅地の中にあります。久が原駅を出てライラック通り久が原という商店街を歩くところまではよし、その通りが五叉路にぶつかって終わるところからわかりにくくなるのは承知の上で図書館への看板を出してくれているのですが、それを見ても一体どう行けば一番近道なのかがよくわからない。
初めて行くときには、地図で番地を確認しつつ行った方がいいかもしれません。図書館の近くまで行けば看板が出てますので、そこまでを地図で確認しつつ行きましょう。
それにしても、この辺り静かな住宅地でいいですね。ちょっと耳にしたところだと、渡哲也もこの辺に住んでいるとか。確かに彼が歩いていても不思議でない、豪華すぎもせず、かと言え下町の庶民的雰囲気とも違う、落ち着いた雰囲気の住宅地。そんな中に久が原図書館はあります。
そういえば、Blog版で愛想のいい猫がいると教えていただいたのですが、私が行った時には会えず。いまいち天気がよくない日だったので、外を出歩く気分にならなかったのかな。
図書館は2階建てですね。書架は全て1階で、2階に閲覧室。
1階の配置は、入り口入って左に新聞・雑誌コーナー。私が行ったとき(2006年5月)にはその奥に喫茶室があったのですが、今はその部分も新聞・雑誌コーナーとなっているそうです。
新聞・雑誌コーナーの手前にはリサイクル本コーナーがあります。1人5冊まで。
新聞・雑誌コーナーの隣がカウンターで、入り口からカウンターを横目に直進すると書架。書架の左手に児童コーナーがあり、児童コーナーの手前、カウンターの裏手にあたる部分にカセット・CDと参考図書コーナーがあります。
書架の規模は中程度ですかね。各段の本がブックスタンドで左に寄せられていて、傾いたりせず本が並んでいます。
大型本の棚は上部が書見台になっているのですが、大型本が表紙を見せて並べられていて、さながら本の展示台。でも、書見台として使いたかったらちょっと脇にどければいいし、何もない空間があるよりこの方がいいかも。
児童室との仕切りの壁沿いの棚には「三枝コレクション」とあります。海外の絵本がずらっと揃っていますね。これって、三枝さんという方の寄贈か何かなのでしょうか。
三枝コレクションの中の一番手前の棚には復刻本の絵本がぎっしり。オズボーン・コレクションなどが並んでいます。箱入りの絵本で、字が多めの絵本ですね。小さいサイズの絵本が封筒の中に入って、それが更に箱の中に入っていたりして、それを空けていくだけでもワクワクしますね〜。
復刻本の隣には、今普通に思い浮かべるような絵本がずらり。ストーリーによって「主に人間が主人公の本」「動物が主人公の本」「(ハロウィンなどの)行事の本」、、といった感じで分類されています。
棚の上には世界地図を描いた大型絵本や宇宙を描いた大型絵本が展示してあります。外国の絵本は絵のタッチがやっぱりどこか違って面白いですね。
コレクションには、ハングル、フランス語、スペイン語、その他の言語の絵本もあります。絵本でない一般書の洋書は英語のみで、冊数も外国語絵本の半分もないくらいかな。
そして、その三枝コレクションの後ろが、児童室と一般書架を仕切るガラス窓となっているのですが、ここににぎやかな絵が描いてあります。この絵、見覚えあるぞ、もしかして、、と思って児童室に入ってみると。。。
ガラス窓の間にある柱の掲示板に「ガラス絵を書く水森亜土さん 59.9.17」とあります。そう、水森亜土ご本人が久が原図書館まで来て、これらの絵を描いたんですね。59年って昭和59年ですよね。その際の写真もちゃんと展示してあります。
絵が海の中のようなイラストだったり、音楽を奏でるイラストだったり、図書館だからと言って読書に固執せずに描いているのもいいですね。ギャラリーがいない場合でも歌いながら描いたのかなぁ。
2階は閲覧室とその手前にロビー風の空間があり、そこでも読書ができます。ロビー風のスペースには、パソコン・電卓用の席も4つあります。
1階から2階への階段壁とロビー風の空間には、地元サークルの作品と思われる写真、書道、短歌などが展示されていて、見ながらのんびりできますね。
特に施設が素晴らしいというわけでもないんだけど、落ち着いていてとても気に入ってしまいました。久が原図書館というよりそれを含めた久が原全体の雰囲気がいい。また行きたい図書館ですね。次は噂の猫に会えますように。

久が原図書館

