練馬区立南大泉図書館 訪問記
保谷駅からちょっと歩いたところにあります。駅周辺はあまりこれといったものはなく、道もわりと狭いのに車が結構多かったですね。駅周辺の開発計画などあるようですが、いまのところはまだまだといったところ。
そうそう、ちょっと笑えたのが、駅近くの床屋さんの店頭に「寒くない 髪を切っても 寒くない」という言い聞かせるかのような川柳があったこと(12月の訪問時)。いや〜、さすがに寒いと思います(笑)。
そんな駅周辺から住宅地の中を歩いて歩いてたどりつく南大泉図書館は南大泉青少年館との併設施設。1階が図書館で、2階が青少年館となっています。
建物の入り口近くには、土嚢がたくさん置いてあります。そう、この南大泉図書館、1階といっても半地下になっておりまして、2005年9月の大雨で浸水してしまったんですね。
それからほぼ2ヶ月休館、カウンター業務は10月くらいに復活したのかな、図書館全体の業務は11月から再開されました。職員の皆さん、いろいろ大変だったでしょうが、お疲れ様でした。
図書館を入った最初の印象が、混んでる!入り口を入って少し行ったところに漫画の棚があるのですが、立ち読みしている子供であふれていて、まるでブックオフのよう(笑)!練馬区立図書館報第6号によると、南大泉図書館の漫画所蔵冊数は練馬区立図書館の中で最多とのことなので、この賑わいも納得です。
漫画の棚だけでなく、カウンターも忙しそうで全体の利用者も多そう。私は土曜に訪問したのですが、同じ練馬区で土日に行った小竹図書館もすっごく混んでいました。
他の区で土日に行った図書館や、練馬区の他の図書館で平日に行ったところはこんなには混んでいなかったので、都心から少し離れた住宅地という練馬区の特徴が反映しているのではないでしょうか。最近は図書館も遅くまでやっていますが、例えば練馬から大手町あたりまで通っているとかで通勤時間が長いと、ちょっと残業した後に地元の図書館に行く時間はなかなかないですもんね。
図書館の中は、入って左にカウンター。右から奥にかけて、一般書架が広がっています。新聞・雑誌コーナーと児童コーナーは、カウンターの反対側の右奥にあります。
面積はそんなに広くないのですが、結構棚が多くて密集している感じですね。立て付けの棚の脇に小さい棚が置いてあったりして、本の密度が高い感じ。
ぐるっと周った印象もきれいで、知らずにいたら浸水したところだなんて全く思えませんが、いろいろ爪痕は残っているようです。
私はこの辺に昔から住んでいる友達がいまして、彼女達夫婦の証言(大げさ)によりますと、、、
まず、入り口入ってすぐのところにある家事関連本の数がぐっと減った。確かに住宅地という立地にしては、家事関連本の棚がそっけないなぁと思ったのですが、この棚は一番入り口に近いところにありまして、まっさきに浸水の犠牲となったようです。
それに、壁の塗装が私の胸の高さくらいのところで、切り替わっている。窓の近くで外の風景と比べると、地面の高さと壁の切り替わりが同じくらいの高さなので、その辺りまで浸水してしまったのではないでしょうか。
また、練馬区立図書館ではネット閲覧パソコンを利用できるのですが、利用のための席はあるものの「設備が不足していて利用できません」となっている(2005/12/3現在)。以前は確かに利用できたそうなので、おそらく浸水時にパソコンも水に浸かってしまったのでしょう。
でも、浸水で蔵書が減ってさぞかし棚がすかすかだろうと思いきや、全然そんなことはなかったですよ。元々の蔵書数が多かったのでしょうか。確かに棚はたくさんあったし。
図書館によくある特集コーナー(月替わりで展示したりするコーナー)もなく、配架図も入り口にしかなく(これはちょっと不便でした)、とにかくところ狭しと棚が立っているなぁという感じだったので、浸水前はよほど蔵書が多かったのではと想像いたします。
棚全体を見ると、漫画が多いという感じがします。入ってすぐのヤングコーナーの棚に漫画の単行本。雑誌コーナーの隣の棚にも漫画本。文庫の棚の一画にも、漫画の文庫本。映画(778)の棚にもアニメの特集本。美術(726)の棚にも漫画の特集本。
映画と美術の棚にあったのは別冊宝島だったのですが、他の棚を見ても別冊宝島は多かったですね。この辺、渋谷区の富ヶ谷図書館に似ている気も。
当たり前かもしれないけど、本を取って読んでみても普通の図書館の本って感じです。濡れた後があるわけでもなく、臭いなどもなく。
一巡りしても、このジャンルの本が全くない、などというのはなかったように思います。他の図書館から蔵書を移籍したりしたのかな。あ、でも洋書がなかったのは、もしかしたら浸水のせいかもしれませんね。
それにしても利用者も多いし、さぞかし皆さん再開を待ち望んでいたことでしょうね。復活おめでとうございました!

南大泉図書館

