港区立みなと図書館 訪問記
last visit:2008/7/18
みなと図書館は御成門駅から少し歩いたところにあります。東京タワーに一番近い図書館でもありまして、図書館の入り口で図書館に背を向けて右斜めに空を仰げば、東京タワーがど〜んと建っています。図書館は地下1階、地上3階の建物ですが、利用者が入れるのは2階まで。地下1階が読書室、1階が書架、2階がAV資料と参考資料(辞書等)・地域資料となっています。
1階は入口を入ると、左右に書架が広がっています。入口左にカウンター、カウンター手前を左に回りこんだ一画が中高生コーナー。左奥が児童コーナーです。入口入ってそのまま奥の窓際まで進んでいくと、新聞・雑誌コーナーがあります。
新聞・雑誌コーナーは隣接する公園が眺められる窓のそばなので、晴れている日などは気持ちいいですね。ただ、塀があるので、1階の閲覧席から直接公園を眺めることはできません。この窓の辺りが2階への吹き抜けになっていて、そばに2階への階段があるので、階段の踊り場で立ち止まると閲覧室と公園が見下ろせる感じ。
港区の中央館なので書架が充実しています。外国語図書も、英語だけ(日本の文化紹介本なんかだとハングル図書もありました)ですが、外国語図書の中でさらにジャンル別で分類がしてあるほどです。
外国語図書は児童コーナーにもあります。絵本はもちろん、青少年向けの本、例えばメアリ・ポピンズやトム・ソーヤといった小説や地理などの知識の本も結構所蔵しているんです。
それに、港区は大使館や外国の政府観光局が多いので、港区にある政府観光局で手に入る観光案内のパンフレットなども置いてあります(洋書の棚の裏側)。これを見比べながら、次の旅行先を決めるのもいいのでは。
日本語の図書の棚に目を向けると、個人伝記(東洋人)の棚には、歴史上の人物別(織田信長とか坂本竜馬とか)に肖像画付きで仕切りがしてありました。ちょっとしたことだけど、いいですね。
また、家事関連本の棚はたくさんファイルボックスを並べて、その中に本を並べていました。家事関連本は大きくて薄い本が多いので、変な形に傾かないようにするためでしょうか。
あと、入り口入って右の側面は3階まで続くスロープがあるんですよね。扉が閉まっていて入れないのですが、結構謎の空間です。エレベーターがなかった頃の車椅子用のスロープだったのかな。
1階カウンターから見て、右方向には検索機がずらり。ただ、これ、机がちょっと低くて、特にタッチパネル機は使いにくいんですよね。50音のタッチボタンも小さすぎて、入力したいのと違う文字が入力されることも多いです。空いていたら、奥側に並んでいるキーボード機を使った方がいいと思います。港区さんにはタッチパネルの50音ボタンの大きさと机の高さを改善していただきたいところ。
2階はAV資料の部屋と参考資料・地域資料の部屋に分かれていて、それぞれ盗難防止ゲートをくぐって入る形になっています。
AV資料はCD・LD・ビデオ・DVDといろいろありますね。LDは館内閲覧のみですが、それ以外の資料は貸出できます。児童向けのビデオやCDも多く、ディズニーやアンパンマンのCDはそれ以外の児童用CDとは別にコーナーになっているくらい。館内試聴機は、CD試聴機が2台、LD・ビデオ・DVD視聴機が2台あり、LD・ビデオ・DVDの方は誰かしら利用していることが多いので、利用したい方は先に視聴の申し込みをしてから時間が来るまで書架を見るなどするのがいいかもしれません。
みなと図書館では一般のAV資料だけでなく、CD・DVDレンズクリーナーやビデオヘッドクリーナーも貸出しているんですね。最近はレンタルビデオ屋で無料貸出してくれるところもあるし、汚いまま利用されちゃうとレンタル品まで汚れちゃうもんね。また、資料によると、視覚障害者のみを対象にカセットの貸出もしているとのこと。
参考資料コーナーにはネット閲覧パソコンがあります。また、持参PCを使えるパソコンコーナーもあるのですが、これが参考資料コーナー脇の廊下の反対側の隅っこで、何だか淋しげ(笑)。普段は、椅子も置いていないので、参考図書コーナーのカウンターに申し出ると椅子を出してくれるのではないかと思います。
それと、ちょっと閉館音楽らしからぬ選曲をする港区立図書館ですが、こちらも高輪図書館と同様に昂揚的な閉館音楽でした。とても終わりの音楽とは思えない、むしろ始まりにふさわしい音楽です。
そして、図書館を出てふと見上げると、ライトアップされた東京タワーが迎えてくれます(ライトアップは毎日なのかどうかちょっと不明ですが)。ここでは、書を借りて街にでよう、ですね。

みなと図書館

