港区立港南図書館 訪問記
last visit:2006/7/6
最寄り駅はJR品川駅なのですが、ここから結構歩きます。そもそも品川駅って港南口改札から外に出るまでに歩きますよね。そこから更に歩く、海岸通りと東京モノレールや新幹線引込線の高架が交わる辺りの近くにシティハイツ港南という区営住宅があり、その1階〜3階の一画が港南図書館となっています。1階がカウンター、児童コーナーにCD、LD・DVD視聴コーナー、ネット閲覧PC。2階が一般書架とパソコンコーナー。3階が新聞・雑誌と閲覧席。
CDは試聴はもちろん、借りることもできますが、LD・DVDは館内試聴のみですね。中でもDVDは児童用しかないようです。
そう、港南図書館は区営住宅の中ということもあってか、子供が多いですね。前に行ったときなんて、子供がイヤホンコードで縄跳びしちゃったりして、何だかすごいことになってました(笑)。
ネット閲覧PCは港区立図書館は全ての館に設置していますね。港南図書館には2台設置されています。常に満席というわけではありませんが、私が見た限り利用率は高いですね。
2階は書架がずらりとあり、窓際に閲覧机がありますね。椅子席は階段の近くに密集しています。
港南図書館の蔵書はちょっと面白い工夫があります。書籍は書店で売られる際に帯をつけて売られていますよね。あれは単なる販促ツールというわけではなく、本の内容を知ることができたり、表紙と帯が込みでデザインがうまくされていたりします。では、それを図書館の蔵書とする場合どうするか。
図書館によっては帯は全て本から外してしまって、図書館の新刊案内のツールとして利用するところもありますね。入り口近くなどに展示して、「今月はこんな本が入りましたよ」といった具合に。それを港南図書館では、時に表紙と一緒にコーティングしたり、時に表紙を開いた最初のページに貼り付けたり、本によって様々な処理をしているんです。
表紙と一緒にコーティングする図書館は他にもちらほらみかけますが、表紙を開いたページに貼るというのはなかなか見ないです。全ての本ではありませんが、最近入荷した本はそのようにしているみたい。
図書館の本は表紙をコーティングするので、帯をかけたりはずしたりすることはできません。だから、おそらく新刊が入荷したときに一つ一つの本について、帯と帯で隠れる部分の表紙をチェックし、この本は帯をかけてコーティングした方がいい、この本は表紙を見せたほうがいいけど帯もあった方がいい、などと判断して、その本にあった処理をしているんだと思うのです。
帯は帯で、デザインとしてきれいなものがあったり、やはり販促物ということもあって時流に乗った文章があったりするから、結構面白いんですよね。本選びの参考にもなりますし。
表紙のコーティングに帯がなくても、表紙をめくった最初のページに帯が貼ってあることがあるので、港南図書館で本を選ぶ方は表紙をめくったところも本選びの参考に見てみてくださいね。
また、2階にはパソコンルームという持参PCを利用できる部屋があります。すごく狭い部屋に2席、知らない人とこの部屋に2人きりになるのは嫌な人もいるかも。あ、でもガラス戸で外から見えるので、誰からも見えない密室の状態にはならないのでご安心を。それに私が数回訪問した限り利用されているのを見たことがないので、知らない人と一緒になる可能性も低いかな。
3階は新聞・雑誌・閲覧席がかなり余裕を持って配置されています。椅子席の前なんて、ちょっと無駄に思えるくらいスペースが空いています。
ただ、この雑誌が3階という構成はちょっと辛い点もありまして。雑誌の中でも切り抜きの被害等が激しいものは、最新号をカウンターで保管してあり、カウンターに申し出ないと閲覧できないのですが、3階の棚を見に上がって自分が読みたい雑誌がカウンター保管だった場合また1階に降りて、、と上がったり下がったりしないといけないのが不便。よく通う方は、自分が閲覧したい雑誌がカウンター保管かどうか覚えておいた方がいいですね。
駅から遠いのが難点ですが、これで品川駅からのアクセスがよかったらもっと混んじゃうんだろうな。図書館としての落ち着いた雰囲気を考えると、これくらい距離があってちょうどいいのかも。お近くの方はぜひどうぞ。

港南図書館

