江東区立砂町図書館 訪問記
last visit:2008/8/13
砂町図書館は最寄のどの駅からもちょっと遠いんですよね。西大島駅・大島駅・南砂駅のどれからも15分以上歩くでしょう。ただ、近くに砂町銀座という大きい商店街があるので、この辺の方なら買い物のついでに行ける図書館です。かく言う私自身が、砂町図書館のすぐそばに住んでいるので、買い物ついでに利用しています。お惣菜とかいろいろ売っていて便利なので、図書館に来たついでに商店街をぶらつくのもありですね。その砂町銀座中央から北東寄りに砂町文化センターという施設があり、砂町図書館はその1階です。建物の入口から図書館の入口に至るまでにロビーがあり、文化センターの講座の作品や、この辺の地域の昔の頃の写真などが、入れ替わりで展示されています。昔の砂町銀座の写真も今とそんなに変わらなかったりして、戦後の復興も比較的早かったのかなと思ったり、今の姿を知っているとなお楽しめます。
さて、砂町図書館の中はというと、図書館入口を入った左にカウンター、右に児童コーナー。カウンターの周囲にCDの棚があり、その近くには石田波郷コーナー。その右方に新聞・雑誌コーナー、そこから奥にかけて一般書架が並んでいます。書架の右の方には、別室で閲覧室もあります。
石田波郷コーナーというのは、昔、俳人の石田波郷がこのあたりに住んでいたことから作られたコーナー。この砂町図書館の石田波郷コーナーだけでなく、砂町文化センターの2階には石田波郷記念館もあります。館といっても、ほんの一画ですが。記念館では読売新聞に石田波郷が連載していた「江東歳時記」のいくつかなどを読むことができますよ。ちなみに図書館は20時で閉まってしまうのですが、石田波郷記念館は21時まで開いています。
児童コーナーは、かなり広いですね。図書館の南東にあたる大きい窓に面していて、晴れている日はとても気持ちがいいです。おはなしの部屋はおはなし会でしか利用できないようで、普段は締め切られていますが、紙芝居の棚のそばに多いソファがあり、一般書架からは奥まった場所にあたるので、読み聞かせも気兼ねなくできます。
児童コーナーの窓際には、小学校高学年と中学生の専用席もあります。上に書いた読み聞かせのできる場所からも離れているので、調べ学習などをしたい小学生・中学生はこちらをどうぞ。
児童コーナーの中の一般書架に一番近いところにある棚が漫画の棚になっていて、間に新聞・雑誌コーナーを挟んで一般書架という並びになっています。新聞・雑誌コーナーは席数も多いのですが、漫画を読む人も利用するので結構混んでいます。
新聞・雑誌コーナーの近くにはネット閲覧PCも2台あります。1回30分で、待っている人がいなければ1回だけ延長可能。2台とも使われていることはほとんどないので、行けば待たずに利用できます。
書棚は、まあ標準的なラインナップといったところでしょうか。ただ、地域資料の本がないんですよね。私が場所をわかってないだけなのかもしれないけど、地域資料の棚自体がないような気がします。もしどなたかご存知でしたら教えてください。
日本の小説は、著者名の姓の先頭文字+名の先頭文字による五十音順で並んでいます。例えば、三浦(みうら)しをんなら「ミシ」、三崎(みさき)亜記(あき)なら「ミア」となり、その2文字が五十音順になるように並べてあるので、三浦しをんの本の後に三崎亜記の本が並ぶような形になります。
外国語図書もありますね。英語がほとんどですが、中国語やハングルの絵本もあります。外国語図書は、大人用の本も絵本も一緒にカウンター向かって右の壁沿いの棚にあります。
文庫の棚の側面には、「集英社文庫のナツイチ」「新潮文庫の100冊」「夏の100冊 角川文庫」の冊子がぶらさがっています。何を読もうかなと思っているときにパラパラめくってみるのもいいし、3冊が並んでぶらさがっているので3つのラインナップの違いを比べてみるのも面白そうですね。
実は私の家から一番近い図書館がこの砂町図書館です。地元の図書館は、馴染みすぎて特徴が掴みにくいですね。特徴というよりも、私の中の図書館の基準がこの砂町図書館なもので。。。駅からは遠いけど、近くには団地もあるし、近くの住民がよく利用する図書館かな。遠くの方も商店街と合わせて訪問してくださいね。

砂町図書館

