江東区立東雲図書館 訪問記
last visit:2008/10/2
トミンタワー東雲という都民住宅の2階が図書館になっています。東雲駅からは少し遠いかな、大きいオートバックスの向こうにある高層の建物を目指してください。この東雲という場所、最近ではマンションがたくさん建っていますが、駅の南側は倉庫と鉄鋼団地が並ぶばかりなので、住んでいる方か勤め先がある方以外はなかなか来ない場所かもしれません。でも、この辺、羽田空港に向かう飛行機がかなり低空を飛んでいて、私結構好きなんですよね。以前、臨海副都心に勤めていて、互いに離れている事務所の間を行き来するのに自転車に乗っていると、飛行機がすごく間近に見えて、旅心がくすぐられます。
この辺は住民しか通りがかることもなさそうだから、図書館がここにあるということを知らない人も多いかもしれませんね。それを踏まえてか、東雲図書館への道のりの途中途中に「東雲図書館→」といった案内があります。
1階の建物入口から2階にあがって図書館に入ると、正面にカウンター、右に新聞・雑誌コーナーと一般書架、左が児童コーナーとなっています。図書館の入口には、トロロの大きなぬいぐるみが今日の開館時間を首にぶらさげて迎えてくれています。
館内を見ていたら、棚の側面に中国語とハングルの図書館利用案内がありました。お手洗いにあった注意書きも日本語と英語で書かれていて、この辺は外国人の住民も多いのかな。
館内がそんな様子なので、外国語図書も中国語・ハングル・英語などが揃っています。洋書コーナーの並びが、一番に中国語、二番目にハングル、その後に「その他の言語」というカテゴリーになっていて、ほとんど英語の中にたまにポルトガル語などが混ざっています。比率にして、英語:中国語:ハングルが3:1:1といったところでしょうか。
漫画もあって、一般書架の入口に近い方にあるので目立ちますね。複数巻あるものがわりと揃っておいてあります。逆に言うと、借りる人が少ないのかな。
一般書架の奥にある閲覧席には女性専用机がありますね。雑誌コーナーの席に女性専用席がある図書館はときどき見かけますが、閲覧机席に女性専用席がある図書館は94%回った今でもたぶん東雲図書館でしか見たことないです。
児童コーナーも広いですね。外の廊下に通じる壁には絵本「だるまちゃんとてんぐちゃん」のイラストだと思うんですが、ガラスに加工してあります。奥には畳のおはなしスペースがあったり、児童コーナー中央よりやや「だるまちゃんとてんぐちゃん」のガラス寄りに三角屋根の家の形をしたブックスタンドがあるのですが、その家の中にあたるところがカーペット敷きになっていて、そこでも本を読むことができるんです。
児童コーナーにも外国語の絵本があって、英語が100冊弱くらい、ハングルも10数冊、あと中国語のポケモンの絵本も10冊程度ありました。
その外国語絵本がある棚の上に、「この国旗はどこの国でしょう」というクイズが10題出されているのですが、恥ずかしながら自信を持って正解を言えるのが5つしかありませんでした(苦笑)。しかも、国旗だけでなく、首都とそれ以外のヒントもついているのに。う〜ん、まずいですね〜(笑)。ちなみにそのコーナーには答えは書いていなくて、答えは図書館の資料で調べましょうということになっています。さすが図書館ですね。
また、東雲図書館にはテラスがあって、そこで読書することもできますね。広い水路に面した側にテラスがあるので、開放感がありますよ。椅子も12席あります。
江東区立図書館の中で2番目に新しい図書館なのできれいですし、バリアフリーなども意識してか棚と棚の間も広くて見やすいです。それに、東雲図書館っていつ行っても本がきれいに並べられているんです。大きさの違う本も手前側で揃えていて、ぴしっとしています。
これはやはり利用者が少ないというのがありますね。図書館の職員さんがきれいに揃えても、利用者が本を取ったり戻したりすればそれが乱れたりしちゃうけど、たぶん場所柄利用者の数は他の図書館に比べて少ないんじゃないかな。つまり穴場なのです、東雲図書館。
こういう公共施設って、利用者が少なければ税金の無駄使いになってしまうんですが、実際の利用者にとっては利用者が少ない方が待たされたりすることもなく、施設もきれいでよかったりしますよね。利用者というのはなかなか我がままなものです(私だけ?)。
ってなわけで、お薦めの図書館ですが、このまま穴場であっても欲しいなぁという複雑な気分です。

東雲図書館

