北区立浮間図書館 訪問記
last visit:2007/8/22
浮間図書館は北区の中でも一番北にある図書館です。浮間は荒川と新河岸川に挟まれた、まさに「間に浮いている」ような場所。ちょっと自転車で行けばどちらに進んでも川の流れを眺められますね。私のように外の地域から来る人間にとっては、まず浮間図書館の最寄り駅である北赤羽駅が水を感じさせてくれます。この駅、新河岸川をまたいでいる形なんですね。ホームの両端に出口があり、それぞれが川の反対岸に出るようになっています。ホームから下を流れる川が見えるという景色はなかなか珍しいですよね。
浮間図書館は団地の一棟の1階部分にあります。白い建物の1階部分がレンガ色に張り出しているところが浮間図書館です。ここは隣が児童館なんですね。浮間図書館の住所が北区浮間1-8-2-102なのですが、1-8-2-101が浮間児童館となっています。私は夏休み終わり頃に行ったので子供が多かったのですが、場所柄普段から子供が多いかもしれませんね。
入口を入ると、右にカウンター。カウンターの手前には特集コーナーがあります。左には児童コーナー、入口正面に新聞・雑誌コーナーがあり、そこから右に書架が並んでいます。右奥には閲覧室と第2書庫兼多目的室があります。
特集コーナーにはその月の特集本の隣に、北区アンバサダーの人達の関連資料が並んでいます。北区アンバサダー(大使)というのは、北区の宣伝などを北区ゆかりの著名人にお願いしているんですね。内田康夫氏、ドナルド・キーン氏、つかこうへい氏、倍賞千恵子氏が委嘱されており、故羽田健太郎氏も北区アンバサダーでした。浅見光彦の小説や羽田健太郎のCDなどが並んでいるこのコーナーは常設コーナーなのかな。
団地の1階部分ということで、特別大きいわけでもありませんが、小さいわけでもないですね。中程度の規模の図書館です。
これは自分用のメモですが(笑)、浮間図書館のCDコーナーには円生百席のCDが揃っています。これはいつか聴こうと思っていたものの地元江東区立図書館では所蔵していなくて、さてどうしようと思っていたんですよ。北区立図書館に御世話になれば全巻制覇できるかな(笑)。
漫画は、児童コーナーにもありますし、一般書架のカウンター向かって左の棚にもありますね。一般書架の方の漫画コーナーは手塚治虫とコミック文庫が中心です。手塚治虫は他の図書館でもよく置かれている漫画の一つですが、浮間図書館にはかなり数が揃っています。
漫画の棚より少し奥に行った場所には、「観て楽しむ本」というコーナーがあり、大型本を閲覧するのに使う台に目を引く表紙の本が並んでいます。美術書や博物書は表紙が楽しいものが多いので、こうやって表紙を見せてくれるのはいいですね。
また、地域資料には、『「荒川」の地域資料』『「浮間」の地域資料』というコーナーがあります。「荒川」の方は川そのものを主題とした本から、都電荒川線の本なども。「浮間」の方は地元の郷土クラブが発行した本の中に、「マルエツ55番店物語 −スーパー反対闘争の記録−」(大スーパーマルエツ進出反対協議会著)という本があって、これは興味深い。いつか時間があるうちに読んでみよう。
第二書庫兼多目的室というのは書棚に囲まれた小部屋で、中央に布張りの椅子がぽつぽつと並んでいます。書棚もちょっとした板を置いて、前段と後段に本を置けるようにしています。とても静かに読書できそうな部屋ですが、これを多目的室に使っているのかと思うと不思議。それとも多目的室だった部屋なのかな。
また、なるほどと思ったのが、カウンターに筆談用として子供用のおえかきボードが置いてあったこと。筆圧や磁気などで文字や絵が書けて、消すのも簡単にできるおもちゃがありますよね(この説明で伝わるでしょうか)。あれが筆談が必要な方用に置いてあるんです。確かにゴミも出ないし、いいですね。これも児童館がお隣にあることがヒントになって、用意できたのかな。
近くの方はもちろん、遠くの方も川を眺めついでにいかがでしょうか。

浮間図書館

