北区立滝野川図書館 訪問記
last visit:2008/5/15
最寄り駅は西ヶ原駅ですね。本郷通りを、方面としては旧古河庭園がある方、でも歩道は反対側の歩道を歩いていくと、三叉路の右に北区の滝野川会館があります。その地下1階の一画が滝野川図書館です。この旧古河庭園、すごくいいですよ。私は、梅の季節と、春のバラの季節と、紅葉の季節に行ったことがあるのですが、そういった季節季節が楽しめる庭園で、入園料150円!平日昼間なんかに行っちゃったら、ほとんど独り占めできます。手前の洋館の周りにはバラ園があって、庭園の奥には池を中心とした日本庭園があるという和洋折衷な庭園なので、場所によって印象が違うのも面白い。滝野川図書館に行くときに時間があったら旧古河庭園もぜひどうぞ。
さて、本題の滝野川図書館です。本郷通りに面したところに、弧状になった地下への階段がありまして、それを降りた右の方が滝野川図書館になっています。
図書館の入口を入ると、右にカウンター、その奥の部屋が児童コーナー。入口の正面から左にかけた一帯が書架で、左に折り返した辺りが新聞・雑誌コーナーですね。書架のさらに左には閲覧席が並んでいます。
入口手前左に、パンフレット類を置いてありそうなカウンターみたいなものがあるのですが、ここがリサイクル本コーナーになっています。石の台にきれいに並べてあるので、一見展示品か何かに見えてしまって、知らない人はリサイクル本だと気づかないかも。
そこから図書館の中の様子、ちょうど新聞・雑誌コーナーの辺りが覗けるのですが、ここに「内田康夫コーナー」という文字が踊っています。内田康夫氏は北区アンバサダー(大使)で、北区立図書館のイベントに来たり、北区内田康夫ミステリー文学賞というものがあったりするんですよね。
それというのも、内田康夫氏の描く探偵、浅見光彦が西ヶ原3丁目に住んでいるという設定なんです。滝野川図書館から西ヶ原駅の方に行った、本郷通り左側のどこかってことですね。
内田康夫コーナーには、内田康夫氏の小説の他に、浅見光彦の住民票も貼ってあります。北区のPRに住民登録されていて、区役所でこの住民票の販売もしているのだとか。私は浅見光彦の優男な感じはあまり好きではないのですが(笑)、こういう企画は面白いですね。
また、この内田康夫コーナーのそばには中学生専用席があります。中高生の席は他の図書館でも見たことあるけど、中学生専用って初めて見る気がする。書架の左にある閲覧席は大人や学生で占められちゃうから、中学生のために席を確保しているのかな。私は日曜に滝野川図書館に行ったのですが、実際この中学生専用18席、ほとんど埋まってましたしね。
専用席ということでは、奥に高齢者優先席も6席ありますね。こちらの机には、拡大鏡が設置されています。
また、新聞・雑誌コーナーの一番奥には、持参PCを利用できるパソコン優先席があります。電源もありますよ。
カウンターの前の辺りはCDコーナーになっています。カウンターの先を右に曲がったところに、CDとビデオの試聴コーナーがあるのに、ビデオの棚が見当たらないなと思ったら、児童向けCDの棚の上にビデオの目録がありました。英会話のビデオなど教育的なものが中心で、一般の映画のビデオはないみたいでしたね。
CDコーナーの隣に中高生コーナーやパソコン関連本コーナー、その隣に郷土資料コーナーがあります。タウン誌の「谷根千」や「千住」のバックナンバーが置いてありますね。
この郷土資料コーナーの柱には、明治44年の北豊島郡滝野川村の地図と、昭和16年の滝野川区の地図が掲示されています。これ、面白い。見比べると、明治44年の地図で海軍の火薬製造所だったところが、昭和16年の地図では外語大になっていて。その外語大も今は移転してしまってますよね。
旧古河庭園も大正6年に作られたと言われているので、昭和16年の地図の方にはあるけど、明治44年の方の地図にはありません。
ただ、この二つの地図、並んでいるのではなく、柱の反対側にそれぞれ掲示してあるのですよ。だから、この二つを見比べるには、柱のあっち側行って、こっち側行って、ってしないといけない。私、たぶん、柱の周りをうろうろするかなり怪しい人になっていたと思います(笑)。
一般書架の一番奥には国際コーナーがあり、外国語図書が並んでいます。ここの外国語図書は、アジアの言語→20番台、英語→30、ドイツ語→40、フランス語→50、イタリア語→70、といった具合にラベル分類がされています。
外国語図書を言語によってラベル分類している図書館って意外と少ないんですよ。「外国語図書」でひとくくりで、その中ではジャンルや著者名で分類しちゃうところが多いんです。棚はさすがに言語ごとで分けてあっても、ラベル分類は一緒なの。
これって職員さんにとっても不便じゃないかと思うんですけど、どうなんでしょう。滝野川図書館のようにラベル分類すれば、棚を整理するのも楽ですよね、きっと。
また、児童コーナーにも外国語の絵本があるのですが、そちらも一般の外国語図書と同様、言語によって分類がされていました。
区の会館の中の一画なので、そんなに大きくないかと思いきや、結構広くて冊数も多いですね。閲覧席も101席あります。閲覧席には番号が振られているので指定席を利用する仕組みかと思ったら、「閲覧席は当分の間自由席となります」とのこと。日曜に行ったときは結構埋まっていましたので、利用したい方はお早めにどうぞ。
滝野川図書館は、私としては、図書館訪問だけではもったいないという感じですね。旧古河庭園もあるし、もうちょっと王子方面に行けば飛鳥山公園もある。六義園だって歩いていける距離ですしね。
休日を庭園と図書館で過ごすのはいかがでしょうか。

滝野川図書館

