北区立昭和町図書館 訪問記
last visit:2006/6/25
尾久駅を出て、明治通りを左に進み、右に小さな公園が見えたところで右折したところにある昭和町区民センターの3階が昭和町図書館です。この尾久駅近辺、東京っぽくなくていいですね。駅を出て左にある公共トイレがアルファベットの「K」のように見えるのは「北区」のKなのでしょうか。この駅前の広々とした感じがなんともいい。尾久駅って私にとってはツインリンクもてぎに行くのに宇都宮に向かうときに通る駅なんですよね。なので、上野で宇都宮線・高崎線のホームに立ったあたりから既に旅行気分です、私(笑)。
それはさておき、昭和町区民センターを上がって図書館に入ると、正面にカウンター、右に児童コーナー、左が一般書架。区民センターのワンフロアという規模にしては、机席も6人で1つの大きい机を使う閲覧席と1人で1つの机を使える学習席とがあり、使い勝手よさそうです。
カウンター左の壁際には特集コーナーがあり、2006年6月に行ったときには、「いよいよ、ドイツワールドカップ開催です!!」という特集。まぁ、この時期は多くの図書館でW杯の特集をしていたのですが、昭和町図書館ではもうひとひねりして「ワールドカップ出場32ヶ国の本を読んでみませんか?」とあり、ドイツはもちろん、コスタリカ、クロアチア、サウジアラビアなどを紹介する本が置かれていました。確かに国際大会って他の国に興味を持つきっかけになりますよね。格好いい選手なんかがいると特に(笑)。
また、この特集コーナーの棚の上に、「北区で拾ったどんぐりです」とあって、どんぐりにトトロ(たぶん)の絵を描いたものを飾っていました。拾った場所はひみつだそうです(笑)。昭和町図書館の近くなんでしょうかね。
書架を眺めてみても、北区の図書館らしく充実していますね。読みたくなる本がどんどん目に飛び込んできます。音楽の棚にはB6サイズのモーツァルト、ベートーベンなどの楽譜の本がずらっと並んでいたり。
そして、この図書館の特徴は鉄道や都電の本でしょう。カウンターの左脇、特集コーナーに向かって右に「鉄道・都電コーナー」があります。「汽笛の聞こえる図書館、チンチン電車が走る町… 昭和町図書館では、鉄道・都電の資料を積極的に収集しています」とあります。
鉄道に関する本を集めている図書館は23区内だと上池袋図書館もそうで、冊数としては上池袋図書館の方が断然多いです。この昭和町図書館のコーナーは小さくて、都電の本から世界の鉄道の本、雑誌の沿線特集などが集められています。ガラスケースに小さな模型も展示してありましたね。といっても、これは3段くらいあるガラスケースの右上しか使っていないような本当に小さな展示ですが。
ただ昭和町図書館は一番の最寄り駅が都電荒川線の荒川車庫駅だったり、JRで最寄の尾久駅のそばには広い操車場があります。尾久駅は元々操車場だったのを駅にしたのだそうで、図書館でちょっとした鉄道本コーナーを見てメインは実地見物というのが、鉄道好きにはよろしいでしょうか。
さすがに今は「汽笛が聞こえる図書館」というわけにはいかないでしょうが、沿線ぶらり旅ついでに昭和町図書館に寄ってみるというのはいかがでしょう。

昭和町図書館

