北区立東十条図書館 訪問記
last visit:2008/7/25
東十条駅から歩いて5分の東十条区民センターの1階に東十条図書館があります。同じ建物の中には保育園やふれあい館などがありますね。私は東十条駅北口から出て東十条商店街を通って行ったのですが、北口の改札を出て右に曲がり、エスカレーターを降りようとしたところで思わず目を止めた注意書きが、エスカレーターのすぐ脇の「故障の原因になりますので自転車の乗り入れはやめて下さい」。
東十条駅は線路の西側が高く、線路とその東側が低くなっているんですね。で、北口の改札から線路をまたぐ形で東西に通路が渡してあり、左(西)側が上り階段、右(東)側が下り階段・エスカレーター・エレベーターとなっています。この東西を行き来するのに、自転車でエスカレーターを降りようとする人がいたんだなあ、きっと(笑)。東側はエレベーターを使うという方法もあるけど、西側なんて階段しかないですからね。ここを自転車で通ろうという発想が普通じゃない(笑)。
おそらくその無茶な自転車乗りさんも商店街目当てだったのではと想像するのですが、ここの商店街は結構にぎやかな感じでしたね。私は平日の昼間に行ったのですが、お茶屋さんの前に行列ができていたり。時間があったらうろうろしてみたいですね。
その商店街の最初の信号で右折して、少し大きめの通りをまっすぐ行くと右に東十条区民センターがあります。この行き方だとすぐわかるし、こちらが正面入り口のようですが、商店街周辺の路地を知っていれば裏口からもっと直線距離に近い形で行けそう。
区民センター正面入口から入ったら、右が東十条図書館ですね。入って右に新聞・雑誌コーナー、左にビデオ・DVD・CDと文庫・新書・漫画。入口正面にカウンターがあって、その右の新聞・雑誌コーナーの奥が一般書架です。そのさらに右が別室の児童コーナーになっています。
棚が低めで開放感がありますね。面積はそんなに広くはありません。
棚から棚番号とジャンルが書いてある看板が突き出ているのですがそれが緑色で、棚もほとんどは木製、スチール製の部分もベージュ色、椅子もほとんどが木製のもの。図書館全体が木のイメージって感じですね。そういえば、棚の脇に貼ってあったジャンル詳細の紙の背景も森だった。
東十条図書館はDVDを所蔵していますが、ラインナップは児童向けのみですね。ビデオも児童向けだけ。その奥の漫画は結構冊数がありました。
児童コーナーは通りに面していて、晴れの日には陽にあふれています。大きい絵本が表紙を見せて並んでいて、子供が喜びそう。児童コーナーのジャンルの看板はアンパンマンのキャラクタのぬいぐるみが持っています。社会の本の棚には「3 しゃかい」と書いてある板を持ったぬいぐるみがいるといったように。
おはなしの部屋だと思うのですが、児童コーナーから別室に続くドアには「ぶっくるさん控室」と書いてありますね。おはなし会の話し手を「ぶっくるさん」と呼んでいるのかな。おはなし会は赤ちゃん向けが週1回、小さい子向けが月3回、こども向け(たぶん「小さい子」より大きい子だと思います)が月1回開催されています。また、授乳室も東十条区民センター2階の保育室と4階のプレイルームが使えるとのこと。時間によっては使えないこともあるようなので、ご利用になる方は直接お問い合わせください。
外国語の絵本も結構あって、ほとんどは英語だけど、中国語・ハングル・独語・仏語・西語・ポルトガル語も。この外国語絵本のコーナーは、本で隠れちゃって見えないところに「故平山直八記念コーナー」と書いてあって、そばにある平山直八氏の追悼誌を読んだところ、校長や教育委員会委員長をなさった方らしい。この方が東十条図書館に本を寄贈したらしいんだけど、この外国語絵本がそうなのか、それとも元寄贈本コーナーが今は外国語絵本コーナーになっているだけなのかは不明。
一般の棚に戻ると、雑誌コーナーは雑誌がところ狭しと並べられていています。最新号は表紙を前面にして横に数段並べられるようになっている棚に置いてあるのですが、他の雑誌と重ならずには置けなさそうなくらいぎっしり。何だか書店っぽい感じ(書店って店にもよるけど図書館より陳列密度高いですよね)。
それとね、東十条図書館は不便といえば不便だし、可愛いといえば可愛いところが、机や記載台が小さいんですよ。
まず記載台が棚の側面にちょこんとくっついているのですが、奥行きがA5横幅+3cm(約18cm)くらい。まあ、利用者カードを書くのにはそれでも充分か。それが、大人用の高さと子供用の高さと2つ並んでいます。
で、閲覧机がこれまた棚の側面にちょこんとついているんですね。机の幅は棚の奥行きと同じでA4縦幅+7cm(約37cm)くらい、机の奥行きはA4縦の1.5倍(約45cm)くらい。大型本は余裕ではみ出しちゃいます。そうでない本も読むだけならいいけど、読みつつメモするときなんかはちょっときつい。あ、でも、机はこのミニ机だけじゃなくて、もっと広いものが別にあります。
そして、東十条図書館の一番の特徴は木のおもちゃを貸出することでしょうか。カウンターに向かって右に木のおもちゃが並んだ棚があります。一つ一つ半透明ケースに入っているので、すっきりしていますね。半透明だから中身はぼんやり見える感じなんだけど、棚の左にカタログがあって、おもちゃ一つ一つの写真がアルバムに並んでいます。「のりもののおもちゃカタログ」「ごっこおもちゃカタログ」といった具合に、種類別に5冊くらいだったかな。
このおもちゃも含めて、東十条図書館は「可愛い森の図書館」といった感じですね。確認したわけじゃないけど、実際こんなコンセプトで図書館を作ったんじゃないかな。蔵書はもちろん普通に取り揃えていますので、子供から大人までこの可愛い雰囲気を楽しんでくださいね。

東十条図書館

