北区立赤羽北図書館 訪問記
last visit:2006/6/20
北赤羽駅から少し歩いたところにある赤羽北図書館は小さな図書館です。北赤羽ってマンションの多いところという印象の町なのですが、そのマンションの一つに小さな建物がちょこんとついているのです。この一見マンションの管理事務所か何かと思ってしまいそうな施設が赤羽北図書館。赤羽北図書館に行く際に、北赤羽駅から赤羽寄りの出口を出て、駅前のライフの左を抜けて、区営団地の裏を通っていく道で行くと、団地の敷地に緑が溢れているのが眺められていいですよ。2006年6月に行った時もいろんな花が咲き乱れていて。このときは道を挟んだ向かい側に住宅メーカーのモデルルームがずらりと並んでいたのですが、モデルルームよりこちらの花々の方が見ていて楽しいです。
その道をまっすぐ進むと左に現れるのが赤羽北図書館なのですが、先に書いたように本当に小さな図書館です。施設はもちろんワンフロアで、入って正面にカウンター、左に新聞・雑誌コーナー、その奥に児童室、入り口右に一般書架という配置。
席も新聞・雑誌コーナーには結構あるのですが、書架の方には椅子が数席と手前のスペースに机が十数席並んでいるばかり。
書架は高さが結構ありますね。だもので、書架の面積のわりには蔵書数は多いと思います。収納量を高さでカバーしている分、面積が狭いのに棚と棚の間がそんなに狭くないのもいいですね。棚の下段の本を見る際にも窮屈に感じません。
難を言えば、これも収納量を増やすためでしょう、文庫やCDなど小さいものが柱や書架の側面にちょこちょこ作られた小さい棚に点在して収納されているので、何がどこにあるのかわかりにくい。配置図も、図書館全体の配置図(カウンターや児童室の位置などを示しているもの)はあったけど、書架内の配架図(どこにどのジャンルがあるかを示しているもの)が見当たりませんでした。この2点によって、どこに何があるかを把握するのにちょっと時間がかかってしまった。配架図が入り口近くの目立つところにあるだけでもかなりわかりやすくなるのではないかと思うんだけど。
カウンター向かって右の辺りには新着CDコーナーがあり、その隣には「ちょっと懐かしいCDコーナー」というものまでありました。2006年6月に行った時には、電気グルーヴの「ドラゴン」やとんねるずの「みのもんたの逆襲」といったラインナップ。懐かしいことは確かだけど、「あ〜、そういや流行ったね〜」というほどメジャーなCDでもないですよね。何とも微妙(笑)。まぁ、図書館所蔵CDって数も限られているからしょうがないか。
児童室は漫画もあるので大人の方もぜひ入ってみてください。だって、柴門ふみの漫画なんて明らかに児童向けではないでしょ。そういうものも児童室にありますので。
児童室に入って右には布の絵本やしかけえほんが並んでいます。しかけえほんは大きい絵本から大人の手の中におさまってしまうような小さい本までいろいろあって可愛い。「次の人のためにしかけはきちんとしまいましょう」という注意書きも書いてあります。
さて、この図書館、訪問する前からちょっと楽しみにしていたのですよね。というのも、2006年5月14日に行われた北区の新中央図書館建設記念イベントの展示で以下の文章を読んでいたからです。
「本館(2006年5月現在の北区中央図書館のこと 引用者注)の増改築工事が着工した年の暮、袋図書室が店開きしました。東北新幹線建設用地にかかるために移転、空き家になった旧袋小学校校舎に4千冊の蔵書とアルバイト職員でのオープンでした。土地明け渡しまでの暫定施設と言う約束でのスタートでしたが、紆余曲折を経て「赤羽北図書館」として存続することになります。」
暫定の予定で始まった図書室が今はどうなっているのかと思って。
規模に関しては今も継承してしまっているといってもいいですね(笑)。また、暫定の予定が常設施設となったということで、よほど利用者も多いのかと思いきや、それはそうでもなかった。
この図書館のあるあたり、マンションが多くベッドタウン的ではないかと、つまり昼間人口は少ないのではないかと想像するのですが、赤羽北図書館は平日も17時で閉館してしまうんですよね。これだとお住まいの方々は利用したくてもなかなか利用できないのではないでしょうか。まぁ、規模が規模なので、あまり来館者が多いと施設が対応できなかったりしちゃうのかもしれないけど。
もっともその辺は赤羽図書館とうまく使い分けることで解消できるかもしれませんね。東京は図書館密度が高いところなので、用途別に図書館を使い分けましょう!

赤羽北図書館

