葛飾区立男女平等推進センター図書資料室 訪問記
last visit:2006/2/6
お花茶屋駅から線路に沿って歩いていって、水戸街道を越えたあたりに葛飾区の男女平等推進センターというのがあります。その2階の図書室が葛飾区の図書館カードを使って利用できるのです。この辺りは地図で見ると、三方を中川、旧中川、荒川に囲まれていて、ちょっと遠くから行くには橋を渡ることになりますね。北側には川はないのですが。
私も江東区からはるばる荒川を越えて行ったのですが、四つ木橋の辺りでは荒川に沿って綾瀬川も流れているんですね。何度も通ったことあったのに、ずっと荒川の支流だと思っていました。この辺の葛飾区の南側は川が集まってくる場所となってるんですね。
ところで、この『男女〜』という施設、私は図書館巡りをして初めてその存在を知ったのですが、いろんな自治体にあるんですね。名称も自治体によって違うし、各自治体に必ずあるのかどうかわからないのですが、結構多いようです。そして、中に図書室があって、区立図書館のカードを使って利用できるようになっているところもちらほらある。
23区では、台東区のはばたき21 情報コーナー、新宿区の男女共同参画推進センター図書資料室、千代田区の男女共同参画センター(MIW) 情報ライブラリ、そして葛飾区の男女平等推進センター図書資料室がそのような図書室になっています。
規模は小さな図書室という感じですね。席も机席が6つ。小さいけれど靴を脱いであがれる児童コーナーもあります。
書架は、一応いろんなジャンルがありますが、その中でも女性に焦点をあてている本が多いです。哲学の棚には「愛しすぎる女たち」「女性が自分と向き合う本」、歴史の棚には従軍慰安婦の本や歴史上の女性の伝記など。男性の本も少しありまして、例えば家族関係の棚には「いま、父親は子供に何ができるか」「男たちよ、元気かい?」といったタイトルの本も。
文学の棚も、そんな感じ(という言い方もなんですが、明確な線引きがあるわけではないのでなんとも表しずらい)の本が並んでいます。この棚は、小説も随筆もルポも一緒くたに並んでいるのですが、森村桂「父のいる光景」、佐藤愛子「男の学校」「女の学校」や瀬戸内寂静、田嶋陽子、福島瑞穂の本などが並んでいます。推理小説とかは間違ってもこの棚にはありませんね。でも、乙武くんの「五体不満足」などもあったので、「男女」の本限定というわけでもなく、「生き方」とか「家族」とかにも範囲を広げているといった感じ。
ここは、葛飾区の図書館ネットワークにつながっているので、葛飾区立図書館の図書の予約などもできます。検索機も1台あるのですが、月曜に行ってみたら使えませんでした。というのも、月曜と第4木曜はこの男女平等推進センター図書資料室以外の葛飾区立図書館はお休みなんですね。そういう日はこの図書室が開いていても検索機は使えない。
実際には「葛飾図書館が閉まっているので」使えないと書いてあったので、葛飾区立図書館の中央館である葛飾図書館が閉まっている日は使えないということのようですね。葛飾区立図書館ホームページでは、葛飾図書館が開いていようがいまいが検索・予約ができてしまうので、ちょっとおかしな気がします。まぁ、図書館の検索システムを立ち上げるには、サーバがある葛飾図書館でも誰かが出勤しないといけなくなるとか、そのようなことなのでしょう。
このようにテーマが決まっている図書室というのは、そのジャンルを求めている人にはいいのかな。う〜ん、でも、私が行った限りでは、近所の小さな区立図書館って感じで、予約した本を取りにきたり、普通に本を読んで時間をつぶしている方が多いような気も。
テーマのある図書室だと、特にこれという目当てがなく来ても自ずと関心を持つことになって、それはそれで意味があるのかもしれませんね。私も行ったときに、新刊本のコーナーにあった「ブラジャーをする男たちとしない女」という本をつい手にとって読んでしまいました。
あとは、葛飾区立図書館の休館日体系とは全く別に、土日祝日が休みであるところをうまく利用するとか。月曜定休のお仕事をしている葛飾区民の方が予約本の受取館に利用するのには使えますね。
いつもの図書館に飽きたからたまには気分を変えたい、なんてときにちょうどいいかな。

男女平等推進センター図書資料室

