江戸川区立葛西図書館 訪問記
last visit:2008/10/25
葛西図書館に行くには、電車&徒歩ではちょっと歩きますね。バスで行くとしたら、都営バスの平23(葛西駅前−平井駅前)か錦25(葛西駅前−船堀駅前経由−錦糸町駅前)を利用して三角停留所で降りれば、すぐそばに葛西図書館があります。「三角(さんかく)」という停留所名は、ちょっと変わっていますね。現在のこの辺の地名に「三角」というものはありませんが、葛西図書館の北西から南東へと通る道「三角葛西通り」には残っています。葛西図書館は三方の通りに囲まれた、地図で見るとまさに三角の土地なのですが、この「三角」は昔三角形の水路があったことから来ているみたいですね。そのうち、図書館の地域資料で詳しく調べてみたいと思います。
そんな場所に建っている葛西図書館は、1階にカウンター、一般図書、児童コーナー。2階に新聞・雑誌コーナー、辞書類、AV資料コーナー、中高生コーナー、地域資料に閲覧室。3階には視聴覚室がありますが、イベント等のないときには3階への階段が閉鎖されています。入口は、東(三角葛西通り)側と西(一之江通り)側にそれぞれありますね。カウンターは東側の入口に向けて作られていますが、西側の方に駐輪場や駐車場があるので、そちらから出入りする人も多いです。
1階の東側入口から入ると、正面にカウンターがあり、右に一般図書、左に児童コーナーがあります。一般書架は江戸川区立図書館の中では狭い方ですね。当然棚と棚の間も狭く、特に壁際の通路は狭いです。下の段の本を見るときは、ちょっとつらいですね。
あと、これは葛西図書館だけでなく、江戸川区立図書館の何館かでそうなのですが、小説の配架が慣れないとちょっと探しにくい。著者名の姓の1文字目の50音順に並んでいるのですが、1文字目が同じ人の中では必ずしも50音順ではないのです。「ふ」で始まる著者の中で「ふじた」さんより「ふかわ」さんの方が後になっていたりなど。その代わり、著者名見出しがたくさんついているので、小説を見るときはそれをじっくり見て探しましょう。
一方、児童コーナーは広々。他の図書館に比べたら、特別大きいというほどでもないのですが、一般図書の面積がかなり狭いことを考えると、児童コーナーが広々として見えます。児童コーナーの真ん中に、靴を脱いで上がれる読み聞かせスペースがあることも、開放的な印象につながっているんですね。図書館の建物自体は古そうなのですが、この読み聞かせスペースのカーペットはとてもきれいなので、比較的最近張り替えたのではないかと思います。
この読み聞かせスペースの棚には絵本がずらり。紙芝居はこことは別に、カウンター側から児童コーナーを見て右の方に「かみしばいのコーナー」を作って、そちらに置いてありますね。中央の読み聞かせコーナーに比べたら小さいけれど、こちらもカーペット敷きのスペースで、靴を脱いで上がれるみたいです。
階段を上がって2階に入ると、中央に新聞・雑誌コーナー、左に辞典類とCDコーナー、右に地域資料・中高生コーナーと閲覧室という配置になっています。
CDコーナーにもカウンターがあって、CDやビデオの返却は1階カウンターではなく、この2階のカウンターでしないといけないのですね。私は知らずに1階カウンターに出してしまって、「2階にお願いします」と言われてしまいました。CD棚には市販のものと同じケースが並んでいますが、見出しは図書館の方で新たに作っていますね。色や書体が揃っているだけでも、かなり探しやすくなるので、こういう工夫は嬉しいです。また、棚を一通り見ていたら、英語の児童向け物語の朗読CD(本もついている)なんかもありました。
新聞・雑誌コーナーは、閲覧席から見て背中側にあたる、週刊誌のラックが最新号もバックナンバーも同じ列に入れるようになっていて、初めて来た人はどれが最新号かわかりにくいかもしれません。雑誌がむき出しになっているのがバックナンバーで、最新号は固いアクリルカバーみたいなものがかかっているので、それで判断してください。
閲覧席は、全ての席が南側を向いて、1つの長机を2人で並んで使う形。1人分のスペースも広い方だと思います。壁で他のスペースと仕切られた閲覧室ではないのですが、地域資料と中高生コーナーの棚が実際上の仕切りとなっているので、わりと静かに調べものなどできると思います。
規模的には中程度といえる葛西図書館。一般的に公共交通機関でのアクセスがよくない図書館ほど、空席率が高い(つまり席を確保しやすい)という傾向があるので、それを利用する手もありますよね。私は次に行ったときには「三角」という停留所名の謎に迫ってみようと思います(笑)。

葛西図書館

