中央区立日本橋図書館 訪問記
last visit:2008/5/26
日本橋図書館と言っても日本橋駅のそばではなく、人形町駅のすぐそばです。水天宮前駅からも近いですね。大きい道路からちょっと入ったところにあるので、わかりにくいかもしれません。ちなみに私は、日本橋図書館の正面やや左にあるSAPIXの看板を目印にしています。
日本橋図書館は小学校・幼稚園との複合施設の5,6階にあるんですね。上には日本橋社会教育会館、地下には温水プールもあります。おかげで1階のエレベーターホールは冬に行っても暖かい(笑)!むしろコート着ていると、温水プールからの熱気で暑いくらいです。
また、この複合施設の手前に案内板があって、それによるとこの辺は西郷隆盛屋敷跡があったのだそうです。この案内板によると、日本橋人形町1-1、日本橋小網町14番、日本橋蛎殻町1-10〜13番が西郷隆盛の屋敷があったところらしく、日本橋図書館のある場所はその広大なお屋敷の一部に過ぎないんですよね。
5階の図書館入口を入ると、左に新聞・雑誌コーナー、入口正面からやや右あたりがCDコーナー、その左にカウンターがあります。その奥に一般書架が並んでいます。
それと入口右に企画展示などをするちょっとした小部屋があるのですよ。展示棚ではなく展示部屋があるのがすごい!だから、図書以外のものも一緒に展示したりしているんですよね。私も公式ホームページをチェックしては、気になる展示のときにお邪魔しています。
CDの棚は数も多くて(公式ホームページによると9300タイトル)、試聴もできます。肘掛部分にAV機器が組み込まれているソファがあって、カウンターに申し込むとヘッドフォンを貸してもらえるみたいですね。
また、LDの視聴もできますよ。LDは閉架ですので、所蔵リストを見てカウンターに請求するかたちになっています。
カウンターからちょっと奥に行ったところにある地域資料コーナーには、「辻村ジュサブロウの寄贈本」というコーナーがあります。この方は人形作家、人形師、のみならず、着物デザインや衣装デザイン、演出に脚本なんかもやってしまう方のようですね。で、その方の作った「ジュサブロー館」というアトリエ人形美術館が人形町にあるのです。日本橋図書館から見たら、人形橋交差点を越えてもう少し行ったところ。
寄贈書のラインナップはさすがに人形関係の本や、ジュサブロウ氏自身の作品が多いのですが、「股関節の転位を治そう」(ISBN:4795260079)という本があったり、「家畜人ヤプー」があったり、他人の本棚を覗いているようでちょっと楽しい(笑)。
一般書架の棚をうろつくと、柱のところどころに「CD・図書・雑誌の無断持出は犯罪です」と書いてある注意書きがあるのですが、これに御用提燈と十手が描いてあって可愛いです。たぶん職員さんの手描きイラストだと思うのですが、職員さんにイラストの得意な方がいると、図書館のあちこちに絵が入っていいですね。私なんて特に絵がダメ(美術の成績はほとんど毎期5段階中2でした 笑)なので、絵が描ける人ってうらやましい。
CDコーナーの奥に階段があり、そこから6階へと上がれます。階段を上がって右が児童コーナー、左が読書室。読書室の左隣には、時々映画をやったり児童向けイベントをやったりする図書館ホールもあります。
児童コーナーは17時以降も利用できます。図書館の中には、児童コーナーだけ児童向けの時間帯の利用になっていて、17時までで閉まっちゃったりするんですよね。子供のための本を借りたい親の利用もあるだろうから、17時以降も利用させてもらえればなあと思うのですが。日本橋図書館ではそういった制限はなく、私も仕事帰りに寄らせていただきました。
勉強できるような席は少ないのですが、座って読書できる席は多いです。特に、窓際の席はブラインド越しに外を眺めながら読書できていいですね。この席に座りながらだと空を眺めることになるので、陽が落ちる前にここを利用するのがいいですよ。
そうそう、日本橋図書館は閉館音楽に歌劇アイーダを使っているんです。図書館巡りしているとこういう「いかにも終わり」といった音楽ではない曲を閉館音楽に使っている図書館があって面白いです。
私はクラシックに詳しくないので聴いてもすぐにアイーダだとわからず、でもどこかで聴いたことがあると思って職員さんに聞いてみたんです。職員さんも「あらためて聞かれると何でしたっけ」と言いながら、何人かの職員さんに聞いてくださってアイーダだと判明しました。どうもありがとうございます!
閉館音楽は19:50くらいから流れるので、もしお時間があったらそれまでいて聴いてみてくださいね。

日本橋図書館

