文京区立天神図書室 訪問記
last visit:2006/2/23
湯島駅の近く、三組坂上交差点のそばにエミナンス湯島という、下が各オフィス、上がマンションというビルがあります。そのビルの1階の奥の一画が文京区立天神図書室です。この辺は湯島天神もあるし、もうちょっといけば旧岩崎邸庭園や東大なんかも。散歩&図書館訪問にいいところですね。文京区名物の坂も多いので、のんびり歩きましょう。
そんな天神図書室、私はいつものごとく自転車にて行ってきました。そしたら、図書室の入り口に「天神図書室の駐輪場はないので自転車では来ないでください」との文字が。
そういうことは、実際に来てから見るような場所ではなくて、文京区図書館ホームページなどの行く前に見るようなところに書いておいて欲しいのですが。。。次回からは電車で来ますと心で思いつつ、初回は自転車にて失礼させていただきました。
で、このビルですが、「天神図書室」という看板が道路に面したところに大きく出ているので、その辺が天神図書室かと思いきや、奥の一画が天神図書室なのです。「天神図書館はこの奥です」という立て札も出ているので、その立て札に従って奥に行ってください。右奥に天神図書室があります。
図書「室」なので面積はそんなに大きくないですね。同じ文京区の根津図書室よりはちょっと広いかな。
入り口を入ると、右にカウンター。左が児童コーナー。カウンターの前付近がCDで、その奥が書架。新聞・雑誌コーナーは一番奥です。
ここは、新聞・雑誌コーナーのソファが5席、書架内の椅子が5席、それと児童用机席が数席なのですが、平日の昼間に行ったらほぼ満席。ちょうど昼休みの時間帯だったので、皆さん会社のお昼休みに利用しているようですね。それぞれ別に来た同じ会社の方がいらしたようで、「あら来てたの?」なんて会話をしている方もいました(笑)。昼休みにふらっと来れる図書館があるっていいですね。
棚の側面には、新刊図書やもうすぐ来る本の表紙が縮小コピーされて貼ってあります。これ、結構いいですね。
新刊本を並べて背をコピーするパターンや、表紙をそのままコピーするというパターンは他の図書館でもありますが、背のコピーというのはタイトルだけになるのでちょっと情報が少ない。表紙や帯は本の紹介としては情報量が多くなるけど場所をとる。その点、表紙の縮小コピー(また、新刊図書の方には帯の切り抜きも貼ってある)というのはコンパクトに多くの内容が展示できていいですね。
小説の棚には、常設なのか特設なのか(特設棚はカウンターの近くにあるので、常設ではないかと思うのですが)「近年の文学賞受賞作特集」ということで、歴代の芥川賞・直木賞・山本周五郎賞の受賞作が置いてあります。さすがに直近の受賞作は、貸出されていると思うので並んでいませんが、過去の受賞作が並んでいるといろいろ思い起こしますね。
奥の方には地元の紹介コーナーがあり、「天神図書室周辺ゆかりの文人たち」という図があります。その上には島崎藤村、泉鏡花、久保田万太郎、森鴎外の写真と、湯島天神など作品にとりあげられた場所の写真があります。
「天神図書室周辺ゆかりの文人たち」はチラシになっていて自由にもらえますし、その他もチラシもいくつかあります。「推理小説に描かれた文京区」というチラシは、乱歩から内田康夫までいろんな作品が掲載されているので、読みたくなります。読んでからそこを訪れるとまた違いますよね。
小説は読んで終わるだけじゃなくて、ゆかりのところに行ってみるのもまた楽しみ。図書館の周りにそういったところがたくさんあるなんて、贅沢なところですね。

天神図書室

