文京区立根津図書室 訪問記
last visit:2006/1/15
根津駅から歩いてすぐ、不忍通りふれあい館という和風の建物の2階が根津図書室です。不忍通りのこの辺り、根津駅から千駄木駅にかかる辺りは、街燈に「文豪の街」という看板が出ています。漱石や鴎外などが昔この辺に住んでいたのですよね。鴎外が住んでいた観潮楼は文京区立本郷図書館鴎外記念室として、区の管理のもと鴎外の遺品などが展示されています。
そういった文学散歩のポイントだけでなく、不忍池や上野動物園も近くにあるので、文学に限定しないお散歩でもこの辺りは充分楽しめすね。根津図書室のある不忍通りふれあい館も、「文京区内の高度な伝統的技術を保存・継承する目的のために設置された施設」とのことで、いろんな展示があります。
さて、根津図書室ですが、文京区立図書館ホームページによると200平米、事務所部分や区民サービスコーナー(文京区の図書館は住民票の発行などもしている)も含めてこの大きさなので、利用者が利用する部分はかなり狭い。
図書館入り口を入ると、女性誌コーナー。左に曲がったところに一般書架と新聞・雑誌コーナー(女性誌以外)。その隣にカウンターがあって、カウンターの前にはCDがあります。その奥には児童コーナー・家事関連本コーナー。
不忍通りふれあい館の主旨から言って、区内の伝統技術について特に集めていたりするかと思いきや、結構一般的な書架ですね。
壁や棚の側面には、新聞各紙の書評欄のコピーが貼ってあります。このコピー保存しているんですね。女性誌の棚の上に、過去の新聞書評欄のコピーがファイリングされていました。朝日・読売・毎日・産経・日経と一通り。
ちょっと棚の構成がわかりにくいのが難点。小説はこの場所にひとまとめ、というのができないほど狭いので仕方がないのですが、この続きは向こうの棚に、という感じになっちゃってるんですよね。
また、狭いスペースを活用するために、大人の背よりちょっと高いくらいの棚の上段に大人の本、下段に児童用の本を置いているので、子供がいる時間帯に行ったらゆっくり見れないかもなぁ、なんて思いました。まぁ、靴脱ぎスペースがあるから、それを使わせてもらえば大丈夫か。
児童コーナーには靴を脱いであがれるスペースがありまして、大人も利用して大丈夫みたい。というか、18時過ぎに行ったときには大人しか利用していませんでした。奥には少しだけど漫画もありますね。
やっぱり規模からして、読書しに行くところというより地元の人が貸出・返却・予約しに来るミニ図書室という感じですね。この辺は、弥生美術館、竹久夢二美術館、立原道造記念館など面白そうな文化施設がいろいろあるので、根津図書室は残念ながらちょっと見劣りしちゃうかも?!

根津図書室

