文京区立目白台図書館 訪問記
last visit:2007/2/10
目白台図書館は文京区立図書館の中では一番西に位置する図書館ですね。最寄り駅の護国寺駅から行くと、三丁目坂を上って、左の路地へと進んでいったところにあります。この三丁目坂の下りの景色、好きなんですよね。光文社のビルが高速の向こうに見えて、妙に立体感のある景色です。目白台図書館に向かう途中にちょっと振り返ってみてください。
目白台図書館は2階建ての建物です。1階が新聞・雑誌コーナーに一般書架。但し、語学と美術の本は2階にあります。2階にはジュニアコーナーと児童コーナーもあります。地下は事務室と閉架なので利用者は入れません。
1階の入口にはリサイクル本コーナーがあり、図書10冊、雑誌12冊までもらってよいとのこと。また、子どもの本のリサイクル本コーナーは、2階の児童コーナーの中にあります。お子さんがいる方はそちらもチェックしてくださいね。
入口を入ると、右に新聞・雑誌コーナー、奥が一般書架となっています。1階の中央にカウンターがあります。CD・カセットは、カウンターの向こう側と新聞・雑誌コーナーのそばとに分かれていて、知らない人はどちらかだけを見て『これで全部か』と思ってしまうかも。
雑誌コーナーには、出版社のPR誌がたくさん並んでいます。筑摩書房の「ちくま」、岩波書店の「図書」、講談社の「本」、新潮社の「波」、みすず書房の「みすず」、有斐閣の「書斎の窓」、集英社の「青春と読書」、春秋社の「春秋」、平凡社の「月刊百科」、未来社の「未来」、創文社の「創文」。やはり、講談社や光文社が近いという場所柄だからでしょうか。いずれのPR誌も通常の雑誌のように、一定期間を経てから貸出できるようになっています。
一般書架は狭い施設に資料をたくさん置いてくれているという印象ですね。図書館の棚って、天井ぎりぎりまで段があっても、一番上の段は実際には利用しなかったりしますが、目白台図書館は一番上の段までぎっしり本が詰まっています。手の届かない段の本は気軽に職員さんに頼んで取ってもらいましょう。
また、「目白台図書館の掲示板」が入口入って右奥の方にあるのですが、場所的に目立つところではないので何だかもったいない!ここには図書館からのお薦め本があるのですが、その棚も私の腰より低いのであまり目に入ってこないんですよね。
ついでに紹介すると、この掲示板よりカウンター寄りに特集コーナーもあるのですが、これまた私の腰より低い棚で目立たないのですよ。。一般書架の本棚の側面にちょこんと設置されているので、普段利用している方でも気付かなかったりするかも。
狭い図書館の配置って結構難しそうですね。
書架を見ていると、全○巻といった本の場合、1巻だけを書架に置いて「2巻以降は地下書庫にあるので職員に声を掛けてください」となっていたりします。文京区では大塚公園みどりの図書室も、下巻や2巻目以降を閉架に置いていました。開架の占領スペースを減らしながらも、こんな本があるということがわかる仕組みですね。
本の背についている分類番号のラベルも太枠の色をつけたシールで、100番台は赤枠、200番台は茶色、300番台は緑、、というように色分けされています。目白台図書館は文京区立図書館の中で哲学・宗教・美術担当ということになっているのですが、確かにやや多めではあるもののずば抜けて揃っているというほどではないかな。
机席は1階の参考図書があるあたりに8席あるだけです。椅子も布の破れ目をガムテープで補修していたりして、年季を感じさせます。
この机の隣には「外国の人に日本を紹介するコーナー」という小さいコーナーがあり、外国人が日本で暮らすための生活マニュアル本から「英語で作る和食」といった文化紹介の本まで揃えてあります。
2階は階段を上がっていくと、右に語学と美術の書架、左に児童コーナーがあります。両者の真ん中にカウンターがあって、カウンターの正面付近がジュニアコーナーですね。漫画もここに置いてあります。
美術は大型本も多いのに椅子席しかないので、その点ちょっと利用しづらいかも。膝の上で本を開くしかないですね。
ジュニアコーナーの本にはいちごのシールが貼ってあります。ジュニアといえども太宰の文庫本などもあるのでたぶん中高生対象だと思うのですが(それとも小学校高学年から中学生かな)、男の子なんかにはいちごは可愛すぎて恥ずかしいもかも(笑)。
狭い図書館と言っても児童コーナーはゆったりしています。外国語の絵本も英語が90冊ほどある他に、独語・仏語も少々。アラビア語・デンマーク語・イタリア語・スペイン語も1冊ずつありました。どれも何語なのかラベル表示してくれています。
日本語の絵本は出版社で分類していますね。利用者の探しやすさという点でどうかはわからないけど、ここが出版社の多い場所だと考えるとこの分類はなかなか興味深いですね。
机席も少ないし、しっかり調べものをするというよりは、借りたりちょっと読書したりする図書館という感じでしょうか。また、この辺はすごく落ち着いた雰囲気なので、図書館のついでに散歩もしたいところですね。私が目白台図書館に行ったときは、そのあと小石川植物園まで歩いていきました。次に行くときには図書館の南西方面にある新江戸川公園に足を伸ばそうと企んでおります。

目白台図書館

