文京区立真砂中央図書館 訪問記
last visit:2006/4/11
北東には東大、南西には東京ドームとラクーアという、大きい施設の間に位置する図書館です。真砂中央図書館自体は、春日通りを真砂坂上交差点で曲がるだけなのでわかりやすいですが、さらに奥へと進んでいくと道が入り組んでいます。私、学生のとき、この辺でアルバイトしていたことがあって、今でもそのバイト先には歩いてたどりつけると思うのですが、それが地図上でどこに位置するのかわかりませんもん(笑)。
でも、落ち着いた雰囲気があって、いい場所ですよ。文京区には名前のついている坂がたくさんあって、近代の文学でよく登場したりしますが、真砂中央図書館辺りから急に下っていく坂も炭団坂(たどんざか)という名前がついています。
さて、真砂中央図書館ですが、文京区立図書館の中央館です。3階までありまして、1階が児童コーナー・ヤングアダルトコーナー・家事関連本・小説・一般図書の一部。2階がその他の一般図書と新聞・雑誌コーナー、AV資料。ただし、家事に関連する雑誌は1階の家事関連本のコーナーにあります。3階が閲覧室。
文京区立図書館は比較的に職員さんがよく挨拶してくれますね。真砂中央図書館でも、図書館に入ったときのみならず、2階から1階に降りてきたときまで「いらっしゃいませ」と言われてしまいました。
1階の壁には新刊の帯が新刊紹介として貼ってあります。帯の中でも、カラフルな絵や写真がたくさん入っていたり、関心を引くコピーのものを選んで貼ってあるような感じがしました。
本の帯を新刊紹介として利用している図書館は多いですが、本の表紙から離して帯単独だと意味不明なものも多いんですよね。真砂中央図書館はその辺選んで貼っているように見えました。というか、数から言って明らかに新刊全ての帯が貼れるスペースではないので、自然とそうなるのかな?
1階の階段踊り場には、新聞の書評欄のコピーが貼ってあります。文京区立図書館はどこでもこのコピーの掲示がありますね。
真砂中央図書館は文京区の図書館の中で、歴史・伝記・政治・経済・産業・地域資料を担当している図書館なのですが、特に2階の地域資料はすごいです。地域資料の中で結構細かく分類しているくらい、行政資料から民間資料まで数多くそろっています。
例えば、東京都行政史の棚だと、都の発行する資料以外にも「素顔の美濃部知事」「変節の人 かつての同志が告発する青島幸男の正体」「東京は変わったか 石原都政検証」といった民間の出版社から出ている本もいろいろ並んでいます。ちなみに、鈴木俊一は歴代都知事を取り上げた本にはもちろん載っていたけど、鈴木俊一だけを取り上げた本はなかったなぁ。一番任期が長かったのにね。
その他、文京区の資料はもちろんのこと、東京の他区市町村の資料もかなりあります。
また、2階のレファレンスカウンターの前には、ネット閲覧PCが4台設置されています。18歳以上でないと利用できませんが、ぜひご利用くださいね。
そのそばの棚にある洋書も英語・中国語・ハングル・フランス語、その他置いてあります。ハングルの小説では、「冬のソナタ」「シルミド」「シュリ」などドラマや映画で知っているものも。
いや、ハングルの図書を置いてある公立図書館は都内にも多いので、他の図書館にもこうした本があるのかもしれませんが、いかんせんハングルは私読めません。でも真砂中央図書館は、本の背に日本語タイトルが貼ってあるので、読めない私にもわかる。もちろん、ハングルだけじゃなくて他の言語にも貼ってありますよ。
また、洋雑誌もあるようです。棚には置いてないのですが、「洋雑誌はカウンターにあります」と書いてあったので、言えば閲覧できますね。英・韓・仏語の新聞と英・韓・仏・中・独語の雑誌があるとのこと。
それと、この図書館で一番すごいと思ったのが、レコードが開架でかなりたくさん置いてあること。クラシックから落語まで、日本のポップスでは美空ひばりからシーナアンドロケッツまで。試聴機があるので聴くこともできます。こうして開架で並んでいることで、ジャケットが手に取れるのも嬉しいですよね。
同じ一角に、クラシックの楽譜もいろいろ置いてありました。日本で発行しているものではなくて、説明とかが英語でしたね。全部は見ていないし、私は詳しくないのでちゃんとは判断できませんが、たぶんほとんどがピアノの楽譜なんじゃないかと思います。
私、真砂中央図書館の音楽コーナーで相当びっくりしていますが、文京区立図書館では小石川図書館がこれを上回る音楽資料を所蔵しています。古いレコードもたくさんある(しかも開架です!)ので音楽好きの方なら1日でも足りないくらいですよ。
3階の閲覧室にはパソコン専用席もあります。電源はないので、利用する方はバッテリー充電してくることをお忘れなく。
また、3階の階段踊り場には「ぶんきょう一葉まっぷ」が貼ってありました。樋口一葉がこの辺りに住んだことがあったり、下谷龍泉寺町(今の台東区)に住んでいた頃もこの辺まで習い事をしに来たり、それと亡くなったのもこっちの方だとか。これ、チラシにしてくれれば、これを持って散歩できるのになぁ。
で、真砂中央図書館、他の文京区立図書館と比べて特別大きいわけでもないんですよね。文京区はまだ全部制覇していませんが、水道端図書館も真砂中央図書館と同規模くらいです。
それで何で中央館なのかというと、文京区立図書館で唯一レファレンス専任担当がいるからだそうです。専任の方とそうでない方はそんなに違うのかな。今のところ特に調べることがないので利用しませんでしたが、この先未知の分野に手を出す機会などがあったら利用してみたいですね。

真砂中央図書館

