東京図書館制覇!本文へジャンプ 東京23区の区立図書館246館を全て制覇(訪問)しました!
これからしばらくは古い情報を確認しなおして最新情報に更新していきます。
その後、都立図書館→国立国会図書館と制覇していきたいと思います
東京図書館訪問記荒川区
 町屋図書館

荒川区立町屋図書館 訪問記

last visit:2006/10/28
町屋図書館と言っても町屋駅からはちょっと、いやかなり歩くんですよね。直線距離では都電荒川線の東尾久三丁目駅が一番近そうなのですが、細かい道を縫っていかなければならず迷いそう。なので、熊野前駅から首都大東京キャンパス・尾久の原公園方面へ歩いていくというルートの方がわかりやすいと思います。

町屋図書館の向かいが原中学校で、青っぽいこの校舎を探すと見つけやすいかな。この目立つ校舎の前で、地味に建っている都営住宅の2階部分が町屋図書館なんです。

入り口左にガラスケースがあり、館内の特集コーナーに関連したものがここにも展示されていることがあります。夏に「My Blood Froze in Horror」という特集をやっていたときに、この場所に水木しげるの本や置物が展示してあったり。

中に入ると、すぐのところが雑誌コーナー。カウンターはその左手前です。雑誌コーナーの奥に書架が並んで、左の一角に児童コーナーという配置。

カウンターには水槽があって、魚が泳いでいます。そういえば、尾久図書館にも水槽があったんだけど、そっちには生き物がいる気配がなかったんだよなあ(2006/10/28訪問時)。生き物を飼っている図書館、都内にもいくつかありますね。

特集コーナーは、カウンターの前から一般書架へ向かう通路の右に長く続いていて目立ちますね。2005年夏の「My Blood Froze in Horror」特集のときにも、おどろおどろしい表紙の本が並ぶ中、「妖しい楽園―水木しげるができるまで」(ISBN:456961132X)というちょっと明るい表紙の本も入れてあったりして、恐がらせるだけではなかったりとか、特集自体も面白い。

それにね、この奥の中高生コーナーの展示もまたいいのですよ。ここは中学校の目の前だから特に力を入れているのかな。紹介コメントをつけた展示がいろいろしてあります。荒川区立図書館で太鼓本新聞というヤングアダルト向けお薦め本の新聞があり、それに掲載された本を新聞の切り抜きと一緒に飾ってあるんですね。
それにしてもヤングアダルト向けには「ぺら」という読書情報紙も出しているのに、更に「太鼓本新聞」も出しているとは。荒川区の書籍紹介の充実ぶりは本当にすごいです。

ちなみに荒川区立図書館ホームページの『YA』からWeb版「ぺら」と「太鼓本新聞」ダイジェスト版が見られますので、荒川区が遠くて来られない人もぜひご覧ください。
それと、Web版の大人向けのページ「大人の時間」もすっごくお薦め。私もここで紹介された本をよく読みます。たぶんそこら辺の荒川区民よりも私(江東区民です)の方がこのページを見ていると思う(笑)。

棚の側面にも「ライブラリアンのおすすめ」と題して、図書館お薦めの本がいろいろ紹介されています。あれ、でも、これって今もあったかな(あるのを見たのは2005年)。次に行ったとき確認しておきます。

外国語図書もあります。書架の一番奥にペーパーバックがあったのと、語学の棚に文庫本(主に日本の小説を英訳したもの)があったのと2箇所。ここの外国語図書は英語だけみたいで、ハングルや中国語は見当たりませんでした。

また、作家論のコーナーがあるのですが、学問的でない読み物風の作家論は小説・エッセイの棚に入っているので、司馬遼太郎の本と一緒に司馬遼太郎についての本も手にとる、なんてことができます。

書架の奥には「サイレントルーム」という読書や勉強をする席があります。カウンターに申し込んで指定席を利用する仕組み。サイレントというだけあって持参PCの使用は不可で、持参PCを使いたい場合はサイレントルームの外にある机のうちパソコン優先席で使用可能。

また、荒川区立図書館全てで行っているサービスですが、ネット閲覧PCが雑誌コーナーのそばにあります。ノートPCとデスクトップPCがあるので、お好きなほうをどうぞ。

あと、本とは関係ないのですが、ちょっといいなと思ったことが。お手洗いに入ったら、手を洗うところにアクト21という荒川区の男女平等推進センターの名刺大のペーパーがありまして、「困っていることがあったら気軽に連絡してください」という内容のことが書いてあるんですね。

こういうのって本当に困っている人にとって、人目があるところにで〜んと置かれるより、こういった人気の少ない片隅にそっと置かれている方が手に取りやすいですよね。何だか心遣いがいいなぁと思いました。

ちなみにこの町屋図書館、高村薫氏の小説「マークスの山」で登場しています(私、高村薫、好きなんです)。《マークス》の通いなれた図書館とのこと。

彼は出所後、その「通い慣れた区立町屋図書館ではなく、隅田川を渡った北千住にある千住図書館に」行って、恐喝のための調査と、「三年三ヶ月の服役中に失った社会感覚を取り戻すための気休め」に「三年分の全国紙の縮刷版をざっと読」んでいます。残念なことにこの千住図書館はもうないのですよ。《マークス》をたどって実際に行ける図書館は町屋図書館だけですね。

それにしても《マークス》の雰囲気には合わないような明るくていい図書館でした。

荒川区立町屋図書館 データ

住所 東京都荒川区町屋5-11-18 
Tel03-3892-9821
最寄り駅都電荒川線日暮里舎人ライナー 熊野前駅より徒歩16分
都電荒川線 東尾久三丁目駅より徒歩18分
開館時間
火〜金曜9:30〜19:30
土・日曜・祝日・臨時開館日9:30〜17:00
定休日月曜(祝日の場合は開館し、翌日休館)
第3木曜
年末年始
外国語蔵書
英語英語絵本中国語ハングルその他言語
ありありなしなしなし
絵本は他の言語も閉架に少々あり
所蔵物
漫画カセットCDビデオDVD
ありなしありなしなし
座席数 70席
新聞・雑誌コーナー(椅子)18席
サイレントルーム(机)24席
椅子席10席
机席18席
検索用端末4台(キー入力機2台、タッチパネル入力機2台)
検索結果印刷機能あり
AV試聴不可
パソコン利用ネット閲覧PC3台あり(デスクトップ2台、ノート1台。1回2時間以内)
パソコン優先席で持参PCの利用可(電源なし)
本のリサイクル除籍蔵書を提供するコーナーを期間限定で設置

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