足立区立産業情報室 訪問記
last visit:2007/12/3
足立区には図書館以外にも図書を貸出してくれる施設があり、産業情報室もその中の一つです。産業情報室が入っているあだち産業センターは北千住駅の南西方面、千住消防署や千住警察署のある付近にあります。このあだち産業センターと隣に建っている東京芸術センターがある場所は、昔足立区役所があった場所だそうです。今の足立区役所は東武伊勢崎線の梅島駅近くに移転しています。これらの建物の東隣にはこれから東京藝術大学が移転してくるようですし、この辺りはこれからまだまだ様子が変わりそうですね。
東京芸術センターが22階建てなのに対し、あだち産業センターは5階建て。まるで東京芸術センターの陰に隠れるように建っています。その1階が産業情報室で、ビジネスに関する本や雑誌を所蔵しており、足立区立図書館のカードで貸出もしています。
あだち産業センターに入ると、すぐそこの1階全体が産業情報室です。右に足立区で作られた製品の展示、その奥にビジネス関連図書の書架とカウンターがあります。入口左は雑誌コーナーがあり、テレビも置いてあってケーブルテレビのあだちコミュニティチャンネルの番組が流れています。
この施設は図書館ではなく、産業支援施設の中の一サービスとして図書の貸出をしているということで、蔵書数も少ないだろうと想像していたのですが、これがなかなかそうでもありませんでした。ビジネス関連図書に特化しているので、そのジャンルに限っていえば中規模図書館より多いといえますね。
棚の分類も、ビジネス人間関係だったら「人材育成」「上司」「コミュニケーション」「コーチング」「モチベーション」「リーダーシップ」、ネットビジネスだったら「ネット通販」「ドロップシッピング」「アフィリエイト」などかなり細かい分類になっています。ビジネス関連図書だけが目的なら、そこら辺の図書館よりもこの産業情報室の方が便利かも。
ネット閲覧PCもカウンター脇に2台あります。但し、利用は産業情報に関わる検索に限られていて、カウンターで利用申込をする際に検索内容を記入する必要があります。PCのそばには足立区在住または在勤の方しか利用できないとも書いてありましたが、職員さんに聞いてみたら足立区立図書館の利用者カードを持っていれば利用できるということで、江東区在住在勤の私も利用することができました。
室内の机には「こちらのテーブルは書籍の閲覧ほか、商談および相談の場としてご利用ください」と書いてあるので、お取引先との打ち合わせ等にも使えますね。よく喫茶店などでそういう話をしている人達がいますが、お近くの方はこの産業情報室も利用できますよ。セルフサービスですが雑誌コーナーにコーヒーマシンがあり、エスプレッソ・カプチーノ・カフェラテ・マイルドエスプレッソが100円で飲めます。テーブルには電源もあるので、ノートPCを使いながらの打ち合わせもできるかも(未確認)。
産業支援の施設なので、貸出のカウンターでプリントアウトや製本サービスも行っています。キンコーズの店舗は足立区にはないですが、このようなサービスを求めている人は産業情報室でできますよ。
そのかわり図書館ではないから利用者用検索機もありませんし、産業情報室の資料の貸出冊数は3冊以内と足立区立図書館より少なくなっています(貸出期間は図書館と同じ14開館日後まで)。また、毎月最後の平日は図書の閲覧はできても貸出はできない(月の最終平日は足立区立図書館が休館なんです)のでご注意を。
自治体のこういう施設ってはっきり言って利用者が少ないので(私が行ったときも私以外は1人しか利用者がいなかった)、知っていればかなりお得に利用できると思います。調べたいことを職員さんにちょっと聞いてみたら、関連本を持ってきてくれたり、法律全文が載っている本の中の該当部分に付箋をつけて持ってきてくれたり。こういう施設を東京芸術センターの裏に隠しておくのは本当にもったいない(隠しているわけじゃないけど 笑)!
足立区で事業をしている人や、足立区に住んでいるビジネスマン&ビジネスウーマンはぜひ利用してくださいね!

産業情報室

