南荻窪図書館、2008年5月の特集は『山の愉しみ 野の愉しみ 』です。先日行った上池袋図書館の特集も『新緑に光きらめいて』というものだったし、この季節、自然をテーマにした特集をするのにいい時期ですね。
南荻窪図書館の特集コーナーは、入口の2つの自動ドアに挟まれた空間の入って右側の壁にあるのですが、雄大な山の姿が写っている写真集のページを見開きで展示してあって、雄雄しい雰囲気。そういえば偶然かもしれませんが、今回南荻窪図書館に入った瞬間、カウンターにいる3人の職員さんが全て男性で、女性が多い職場である図書館にしては珍しいなと思ったんですよね。年度が入れ替わって異動などあったと思うのですが、男性の職員さんが増えたのかな。そうだとしたら、それが特集コーナーにどう影響してくるか楽しみです。これまで可愛らしい特集が多かったように思うのですが、硬派な特集が増えるかも?!
実際、今回の特集、3段あるうちの上段左側のコーナーは「山岳霊場巡礼」「はじめての修験道」「修験道の精神宇宙―出羽三山のマンダラ思想」といった修行の本です。自然と対峙することでこそ体得するものってやはりあるんでしょうね。私なんぞ東京23区内をうろついてばかりで、最も世俗にまみれていると言えるのかもしれません(苦笑)。
上段右は山を題材にした小説で、「マークスの山」「氷壁」「神々の山嶺」など。幸田文の「崩れ」は南荻窪図書館の図書館だより「南荻窪だより」の特集コーナーのページでも紹介されていて、これは読みたいと思いました。「南荻窪だより」を読んだのが、図書館を出た後だったので、この日は借りなかったんですけど。山の崩れを憑かれたように見たいと思う気持ちってどんななんだろうって。
中段は「奥多摩に生きる動物たち」「蛍を見に行く」「夏の山野草100」など、自然を愛で楽しむような本。私は花を育てられなくて、本人としては頑張っていてもすぐに枯らしてしまうんですよね。潔く育てるのはあきらめて、野に山に草木を見に行くよう気持ちを切り替えた方がいいのかもしれません(笑)。
下段は、左側が「八ヶ岳暮らし―山麓に永住山荘を建てる」「山背の里から―杜の都でひとり言」など、山で暮らしている人や登山者の体験記。右側が「四季を楽しむ おいしいおべんとう」「大満足のバーベキュー料理80」といった、野山での食事の本。特におむすびの本はたくさんあって、私はそのうち「おむすびころりん」という本を特集棚のガラスケースの中から職員さんに取ってもらって読んだのですが、これは食べてみたいというものがあれこれ。今度作ろうと思ってメモしてきたものは、鮭マヨネーズ(ツナマヨネーズは食べたことあるけど、これは鮭では食べたことない)、唐あげおにぎり(天むすの天ぷらのように唐揚げを入れる)、チーズ入り揚げ(味付けしたごはんの真ん中にプロセスチーズを入れて、パン粉をつけて揚げる)。野山に行かなくても食べたいですよね(笑)。
それにしても、先日の『新緑に光きらめいて』と、この『山の愉しみ 野の愉しみ』で、自分が人工物に囲まれた環境からほとんど出ていないこということを感じました。東京にも緑はたくさんあるけど、やっぱり整備された緑ですもんね。なので、今年中に高尾山に登ることに決めました!都内の山なら近いし、たぶん高尾山くらいならケーブルカーやリフトなしで登れるだろうし。実際に登ったらブログに書くので、もしなかなか登らないようだったら遠慮なく突っ込んでください(笑)!

2008年5月の特集 『山の愉しみ 野の愉しみ』 (2008/5/8)