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東京図書館制覇!

東京23区の区立図書館249館を全て制覇(訪問)し、現在は多摩地域、島しょ部の図書館巡りをしています。いろんな視点での図書館ランキングやリストも掲載しています。

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―2008年10月19日からの特集
visit:2008/10/23

東葛西図書館の特集コーナーは、2階のカウンター向かって右の棚。2008年10月19日からの特集は「エコ」です。個人的には最近「エコ」の名のもとにされていることの中にも、「それって本当にエコ?」言えるものも多いと思うんですね。なので、図書館のこうした展示も警戒して見ています(笑)。

そんな私の目に留まった本は『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』。特に日本は他国と同じ言語を使っているわけではないから、訳した人がある意図を持って訳してしまうと、多くの人は原文にあたることなくそれを鵜呑みにしてしまう傾向はありますよね。この本の中の126ページに、大学生が環境庁にIPCCの原文とそれを訳した環境白書の違いを質したエピソードがあるのですが、この環境庁の回答なんかは聞いているこちらが恥ずかくなってきます。

人間の知識なんて、人間自身が思っているほど大したものでもないし、自然の仕組みについても全てをわかっているわけではありません。この本でも多くの「ウソ」を指摘しているけど、科学的に世間の常識が正しいのか、この本が正しいのか、それも今の限られた知識でしか判断できないわけです。もしかしたら、誰しも天動説を当たり前だと思っていたけど、実は地球が動いていた、というようなことが今の科学の常識の中にもあるかもしれませんよね。どんなことでも、絶対の真実と思い込まずに、冷静に見られる目を持ちたいものです。

最初から硬い話をしてしまったので、ちょっと気分をやわらげて布ぞうりの作り方の本はいかがでしょう。特集コーナーには『小石正子のオーガニックコットンで編む布ぞうり』『手で編む可愛い布ぞうり』などの本が展示されています。布の組み合わせのセンス次第で、かなり素敵なものができるんですね。この2冊では、後者の方が、洋服や着物から布ぞうりを作る際の裁断も掲載されていたりして、より「エコ」な本となっています。少なくとも「エコ」という点では、手持ちの布を再利用するのではなく、新しく布を買ってしまっては、「エコ」ではないですもんね。ただ、単純に趣味の手芸で布ぞうりを作るのも楽しいし、「エコ」にこだわりすぎてつまらない生活になってしまっては続かないと思うので、柔軟に考えましょう!

風呂敷や手ぬぐいも、以前に比べてかなり一般的といいますか、「昔のもの」から「今も普通に使われるもの」へと変わってきたように思います。私も数年前から手ぬぐいを使っていますが、アイロンをかけないといけないハンカチに比べて、手ぬぐいは干しておくだけでいいから楽なんです(笑)。この「ラクかどうか」という要素って結構大きいですよね。

一方、風呂敷の方は、ちょっと前に祖母から紙袋いっぱいほどもらってきたのですが、うまく使いこなせずにいたんです。でも、『モダンふろしき案内』という本を見ていたら、使い方の発想があまりにも柔軟で目からウロコが落ちました。荷物を包むなどの一般的な使い方だけでなく、髪を染めるときに首にかけるとか、自転車のカゴカバーにするとか、「えっ、いいの?」と思うような使い方が書いてあるんですよ。新品の風呂敷をこういった汚れがつきそうなことに使ったらもったいないけど、古くなった風呂敷はこういうことにも使えるんですね。バッグのように、バッグとしてしか使えない形になったものは、そう簡単に他の目的に使えないけど、風呂敷は布一枚だからこそ古くなったら古くなったなりの使い方ができる。使う人のアイデアが試されますね。

特集コーナーには、自然の姿を映した写真集もいろいろありました。『残したい地球の自然』を見ていたら、地球の自然を残すためには、単純に人間がいなくなればいいんじゃないかという気にもなってきます(笑)。何が美しいって、人工のものがない景色が美しいですもん。こうした自然を守るだけでなく、東京にだってこれ以上高層ビルは要らないと思うんですけどね。。。

そのように普段住んでいるところを考える本ということで、『ムリなく住めるエコ住宅』『あなたにもできる住まいのエコ・リフォーム』などの本もありました。確かに、家自体が消費電力が少ない作りになっていたり、ソーラーシステムなどを利用する仕組みになっていたら、意識しなくても自然に資源を節約することになるでしょう。

思うに、一生懸命頑張って資源を節約する、というより、そうするのが当たり前になってしまえば、苦もなく続くように思います。たまにゲーム感覚で努力するのも面白いですけどね。確か以前、雑誌の『SPA!』の「マニアが薦めるお得情報」みたいな特集で、電気代をどこまで安くできるかゲーム感覚で楽しむというのを読みました(笑)。ゲームに飽きても、そこで得た節約技を使い続ければ、その後も資源節約になりますよね。

本を読んで、自分にできそうなことから真似していく。それを繰り返せば、いつのまにかシンプルな生活に変わっているかもしれませんよ。

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