「1000年を越えて 源氏物語」
visit:2008/02/09
私の最寄図書館、砂町図書館の今の特集コーナーのテーマは「1000年を越えて 源氏物語」。今年は源氏物語の存在が確認できる1008年からちょうど1000年後なんですね。なんでも「紫式部日記」の中で源氏物語のことが書かれているのが1008年なのだそうです。私はこの特集コーナーを見るまでその事実を全く知りませんでしたが、京都の方では源氏物語絵巻のラッピング電車もあるらしいですね。京都の方がもっと盛り上がっているのかな。
源氏物語はこれまでにいろんな人が訳しているし、解説本もたくさんあるので、それを並べるだけでも特集コーナーが埋まりますね。
私にとって源氏物語は、受験勉強を最後に読んだことがないので、まずは解説本を読んで思い出すところから(笑)。『源氏物語 愛の渇き』という本を読んでいたのですが、源氏物語の頃ってのは若者の方が真面目、年寄りの方がさばけているという話がなかなか面白かったですね。実際、光源氏の相手の中での三枚目、末摘花もかなり年がいっているそうで。
こうして解説本を読んでいて思い出すのって、私の場合、大和和紀の『あさきゆめみし』の顔ですね。まあ、あれも光源氏を囲む女性達の顔がほぼ同じだから、髪型の微妙な違いで誰だか理解しないといけないのですが(笑)。
訳本もいくつかあったのでいろいろ見てみたら、橋本治の『窯変 源氏物語』は挿絵が写真なんですね。写っているのが西洋人だったりするもので、私はどうも違和感を感じてしまいましたが。これらの写真を中心にして写真集として編集した『写真集 窯変源氏
』も特集コーナーにありました。
それにしても、今の私はどうも源氏物語には食指が動かないというか、あっちの女性、こっちの女性とよくやるよなぁと思ってしまいます(と言ったら元も子もないか 笑)。三島由紀夫が『十人十色「源氏」はおもしろい―寂聴対談』という本の中で、源氏物語はアカデミックに読んだり、エレガントな作品として読むより、与謝野晶子のようにざっくばらんな読み方をする方が好きだ、ということを言っていたのですが、私もそうですね。この世界は真正面から読むと馬鹿馬鹿しくなっちゃいます、私の場合(笑)。
さて、皆さんは源氏物語をどう読みます?