西葛西図書館の2008年9月12日から10月8日までの特集は「安全な暮らし」です。西葛西図書館の特集コーナーは1階のCD・ビデオ・DVDの棚の手前側、棚の2列分を使ったスペース。そのスペースを、今回は"防災"、"身の回りの危険"、"エコロジー"、"リサイクル"の4つのコーナーに分けて展示しています。展示本の背には家の形の赤い切り紙が貼ってあって、可愛くてわかりやすい目印になっています。
特集コーナーを見て、まず目に入るのが、2008年6月18日の朝日新聞の記事のコピー。江戸川区が「洪水ハザードマップ」を作成したという記事なのですが、この記事によると荒川と江戸川の両方が決壊したとすると、江戸川区のうち葛西南部と大島小松川公園以外はほぼ浸水するのだそうです。私の住む江東区も荒川と隅田川の2つの川に挟まれているので、全く他人事ではないんですよね。
特集コーナーには「洪水ハザードマップ」そのものもあるので、江戸川区民の方はご自分のお住まいの危険性を確認できますよ。こうしたハザードマップは、江戸川区だけでなく各自治体で作成しているので、自分が住んだり働いたりしている場所に関する情報は押さえておきたいところです。
"防災"に関しては「災害情報が命を救う―現場で考えた防災」という本も気になりました。私は仕事がネット関連ということもあって、普段の情報源がインターネットに偏りがちなのですが、有事の時にはもっと広く情報源を持つべきだろうし、そのためには普段から他の情報源に接しておいた方がいいんだろうなあ。この本はNHKの解説委員の方が書いた本なのですが、そうした情報の発信側の話を読むことで、情報を受け取る側の読み取り方も深まるかもしれません。
"身の回りの危険"の展示本としては、「あなたのマンションは狙われている!―安全・安心な暮らしのための防犯読本」「危ないオトコから身を守る101の鉄則」など、犯罪から身を守るための本がいろいろ。そんな中、「危険学のすすめ」という本はあらゆるドアを実験して危険性を調査したもので、掲載されている写真を見ていると結構ぞっとします。丈夫なようにと重い材料で作ったドアや、便利なようにと自動にしたドアが、一つ間違えると事故の元になってしまうんですね。ドアだけでなく全ての製品について、メーカーにより安全な製品を作ってもらうのと同時に、使う側も正しく使うよう心掛けないといけませんね。
"エコロジー"に関しては、最近「エコ」と称して不必要な買い替えを促したりとか、胡散臭い「エコ」も増えているように思うので、個人的には「エコ」を掲げるものに懐疑的になっているんですよ。でも、この特集コーナーにあった「愉しい非電化―エコライフ&スローライフのための」は面白かったですね。電気を使わない機械の仕組みを解説しているので、エコロジーに興味がある人というより、機械の自作に興味がある人向けの本といった方が適切なのかも。「やまだひさしの日本縦断(エコ)アンリミテッド」も、ラジオDJの著者が日本のあちこちで「エコ」な体験をする本なのですが、押し付けがましいところは全くなく、自分の手に余ることはそうだと書いていて、気持ちのいい本でした。
"リサイクル"と題されたコーナーには、私が行ったときには4冊しか展示されていなかったのですが、「枝廣淳子の回収ルートをたどる旅」という本は興味深く読みました。布団、衣類、古紙など、いろいろなものが回収されて再資源化される過程を追った本なのですが、ペットボトルの章に書かれていたことが印象的で。リサイクル(再資源化)より、まずはリデュース(減量)やリユース(再使用)して、それでも余るものをリサイクルすべきということが書かれていたのですが、これはペットボトルに限らず、きっと全てにあてはまることですよね。そう、その辺を勘違いしている、いやむしろ故意に都合よく歪めているものも多いから、最近の「エコ」に胡散臭さを感じるんだよなあ。
「安全」も「エコ」もイメージではなく中身が重要で、それを見極めるにはいろいろな角度から見ることが大切でしょう。その点、図書館のように多くの本が揃っているところなら、違う立場の人の書いた本を読み比べたりもできますよね。読む本がこれと決まっているときも、その本と同じ棚にある本もいくつか手に取ってみたりして、図書館を上手く使いたいですね。
特集コーナーを見て、まず目に入るのが、2008年6月18日の朝日新聞の記事のコピー。江戸川区が「洪水ハザードマップ」を作成したという記事なのですが、この記事によると荒川と江戸川の両方が決壊したとすると、江戸川区のうち葛西南部と大島小松川公園以外はほぼ浸水するのだそうです。私の住む江東区も荒川と隅田川の2つの川に挟まれているので、全く他人事ではないんですよね。
特集コーナーには「洪水ハザードマップ」そのものもあるので、江戸川区民の方はご自分のお住まいの危険性を確認できますよ。こうしたハザードマップは、江戸川区だけでなく各自治体で作成しているので、自分が住んだり働いたりしている場所に関する情報は押さえておきたいところです。
"防災"に関しては「災害情報が命を救う―現場で考えた防災」という本も気になりました。私は仕事がネット関連ということもあって、普段の情報源がインターネットに偏りがちなのですが、有事の時にはもっと広く情報源を持つべきだろうし、そのためには普段から他の情報源に接しておいた方がいいんだろうなあ。この本はNHKの解説委員の方が書いた本なのですが、そうした情報の発信側の話を読むことで、情報を受け取る側の読み取り方も深まるかもしれません。
"身の回りの危険"の展示本としては、「あなたのマンションは狙われている!―安全・安心な暮らしのための防犯読本」「危ないオトコから身を守る101の鉄則」など、犯罪から身を守るための本がいろいろ。そんな中、「危険学のすすめ」という本はあらゆるドアを実験して危険性を調査したもので、掲載されている写真を見ていると結構ぞっとします。丈夫なようにと重い材料で作ったドアや、便利なようにと自動にしたドアが、一つ間違えると事故の元になってしまうんですね。ドアだけでなく全ての製品について、メーカーにより安全な製品を作ってもらうのと同時に、使う側も正しく使うよう心掛けないといけませんね。
"エコロジー"に関しては、最近「エコ」と称して不必要な買い替えを促したりとか、胡散臭い「エコ」も増えているように思うので、個人的には「エコ」を掲げるものに懐疑的になっているんですよ。でも、この特集コーナーにあった「愉しい非電化―エコライフ&スローライフのための」は面白かったですね。電気を使わない機械の仕組みを解説しているので、エコロジーに興味がある人というより、機械の自作に興味がある人向けの本といった方が適切なのかも。「やまだひさしの日本縦断(エコ)アンリミテッド」も、ラジオDJの著者が日本のあちこちで「エコ」な体験をする本なのですが、押し付けがましいところは全くなく、自分の手に余ることはそうだと書いていて、気持ちのいい本でした。
"リサイクル"と題されたコーナーには、私が行ったときには4冊しか展示されていなかったのですが、「枝廣淳子の回収ルートをたどる旅」という本は興味深く読みました。布団、衣類、古紙など、いろいろなものが回収されて再資源化される過程を追った本なのですが、ペットボトルの章に書かれていたことが印象的で。リサイクル(再資源化)より、まずはリデュース(減量)やリユース(再使用)して、それでも余るものをリサイクルすべきということが書かれていたのですが、これはペットボトルに限らず、きっと全てにあてはまることですよね。そう、その辺を勘違いしている、いやむしろ故意に都合よく歪めているものも多いから、最近の「エコ」に胡散臭さを感じるんだよなあ。
「安全」も「エコ」もイメージではなく中身が重要で、それを見極めるにはいろいろな角度から見ることが大切でしょう。その点、図書館のように多くの本が揃っているところなら、違う立場の人の書いた本を読み比べたりもできますよね。読む本がこれと決まっているときも、その本と同じ棚にある本もいくつか手に取ってみたりして、図書館を上手く使いたいですね。
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『安全な暮らし』